夢のマイホーム。
……とは言っても、人生で1番高い買い物なので、買うべきかどうか二の足を踏んでしまいますよね。
ーー私は、マイホームを持って気持ちに余裕ができました。
この記事では、我が家が一戸建ての家を買った理由と選び方のポイントをお伝えします。
- 家を買うかどうか迷っている
- マイホームを持って失敗するのが怖い
- 実際に一戸建てを購入した人の体験談を読みたい
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【マイホーム購入体験談】一戸建ての家を買う理由│我が家の場合
我が家は、結婚とほぼ同時期に一戸建てを購入しました。
- 若い
- 月々の支払額が減る
- 周りを気にしなくて済む
- 子どものため
- 老後のため
- 団信がある
若い
当時、夫は27歳。
35年ローンを組んだとしたら、返し終わるのは62歳です。
ーー30歳や35歳で35年ローンを組めば、完済年齢も65歳、70歳と伸びていきます。
定年後にローンが残ってしまうのは不安ですよね。
若いというのは、私たちにとってマイホームを購入する理由のひとつになりました。
※夫は金融機関職員です。
月々の支払額が減る
今支払っている毎月の住宅ローン返済額は、当時住んでいたアパートの家賃より1万円ほど安いです。
マイホームなら、駐車場代もかからないしいつかは返し終わる。
これはけっこう魅力的なポイントでした。
ーーただし、家賃とローンはイコールでは考えられないので注意が必要です。
特に変動金利だと、今は安くても将来金利が上昇するリスクがあります。
周りを気にしなくて済む
一戸建てだと騒いでいいというわけではありませんが、やはり集合住宅に比べるとのびのびできます。
隣家の騒音が気になったことも、また注意されたこともありません。
子育てをする上で、子どもの泣き声や足音にピリピリしなくていいのはとてもラクでした。
それから、人見知りでズボラな私にとってはポストやごみ捨て場、駐車場の距離が近いのもかなり助かります。
部屋出て端まで行ってエレベーター待ってエントランス行って郵便物取ったりごみ捨てたりやん? それだけのために身なり整えるのめんどいよね。
子どものため
当時まだ妊娠していませんでしたが、いつか生まれてきてくれるであろう子どものことも考えて家を買いました。
それは、前述したように、騒音に神経質にならなくていいことも大きいです。
また、実家がない私は、子どもに「ここが実家!」と言える場所を作りたかったというのもあります。
老後のため
一生賃貸だと
定年後に家賃の捻出が難しくなる
という不安があります。
賃貸の場合、老後は収入が減る上保証人も見つけづらくなります。
70歳以上だと保証会社も厳しくなるので、長生きすればするほど住まいの問題に直面してしまうんですよね。
その点、マイホームは年々残債が減り、やがて返し終わります。
団信がある
住宅ローンには団信(団体信用生命保険)が付随しているものがほとんどです。
小幸家では夫がひとりで住宅ローンを組んでくれています。
大黒柱が亡くなったときに、ローンの心配をしなくて済むのは正直助かります。
もちろん考えたくない話ですし、元気に生きていてくれるのが1番ですが、もしものことまで考えておくべきですよね。
- 定年までに返せる(見込み)
- 騒音トラブルになりにくい
- 万一のときはローン免除(団信)
- 老後に住居問題に直面しない
【マイホーム購入体験談】選び方のポイント│我が家の場合
マイホームを購入すると決まっても、どの家にするのかはまた悩みどころです。
最終的に良い建築会社と出逢い、今の家に決め、後悔はしていません。
- 駅が徒歩圏内
- 仲介手数料が不要
- 間取りが決められる
- 長期優良住宅である
- 地震対策がしてある
- マイホーム借り上げ制度がある
- リバースモーゲージがある
- 太陽光発電が標準でついている
- アフターフォローも充実
駅が徒歩圏内
駅から距離のあるほうが広くて安いですが、通勤や子どもの通学を考えるとアクセスは大事です。
駅から徒歩圏内の家を探しました。
仲介手数料が不要
仲介で家を購入すると、数十万の仲介手数料がかかります。
しかし、自社建設・自社販売のところで買うと仲介手数料はかかりません。
どうせ数十万出すなら、その分マイホームや新生活の費用に回したいですよね。
間取りが決められる
我が家が購入したのは、建売ではなく建築条件つき注文住宅です。
条件はあるものの、間取りや窓の配置、壁紙や床の色などを自分たちで決められます。
理想の家に近づけることができるので、こだわりたい人にはおすすめです。
長期優良住宅である
人生100年とも言われるこの時代、なるべく長く住める家がいいですよね。
我が家は長期優良住宅を購入しました。
- 劣化対策
- 耐震性
- 維持管理・更新性の容易性
- 可変性
- バリアフリー性
- 省エネルギー性
- 居住環境
- 住戸面積
- 維持保全計画
長期優良住宅(新築)基準の概要/国土交通省
地震対策がしてある
耐震等級2以上であることが長期優良住宅の条件ですが、我が家はさらに上の耐震等級3です。
さらに、制震ダンパーという地震の揺れを分散させる装置が柱に取り付けられています。
制震ダンパーは、動エネルギーを受け止め、別のエネルギーに変換して吸収することで地震の揺れを軽減してくれます。
いつどこで起きるかわからないからこそ、お家に対策がしてあるほうがいいに決まってますよね。
マイホーム借り上げ制度がある
マイホーム借り上げ制度とは、その名の通りマイホームを借り上げて賃貸住宅として貸し出すJTIの制度のことです。
ひとりめの入居者が決まった後は、空室が発生しても規定の賃料を保証してもらえます。
- 空室でもJTIが最低賃料を保証してくれる
- 3年の定期借家契約なので、期間が終われば家に戻ることも売却することも可能
- JTIを間に挟むため、入居者とのトラブルが少ない
- 家や土地を売却しなくてよい
- 50歳以上の年齢制限がある
- 相場よりも低い賃料になる
- 賃料からさらにJTIの諸経費として15%が引かれる
- 改修は貸主負担
マイホーム借り上げ制度にはデメリットもあります。
老後の住みかえや転勤などで家を離れる予定があるが売りたくないという人にはおすすめの制度です。
かせるストック(移住・住みかえ支援適合住宅)とは、JTIが認めた外部の耐久・耐震性基準を満たしている新築住宅のことです。
かせるストックに認定されてる家は、
- 通常必要とされる建物診断が簡略化される
- 年齢制限がない
などのメリットがあります。
「かせるストックとは」/一般社団法人 移住・住みかえ支援機構
リバースモーゲージがある
リバースモーゲージとは、持ち家のある高齢者が、自宅を担保にする代わりに年金のような形で融資を受けられる制度です。
通常では返済することで残りのローンは減っていきますが、リバース(=逆という意味)モーゲージではローンは増えていきます。
このローンは、死亡時に持ち家を売却することで返済されます。
- 自宅に住み続けることができる
- 毎月もしくは一括のどちらかで融資が受けられる
- 自由型であれば生活資金以外にも使える
- 生きている間は返済しなくてよい
- マンションは対象外の場合が多い
- 推定相続人(子どもなど)の同意が必要
- 長生きなどで融資枠を使い切ってしまう恐れも
- 子どもに家を遺せない
リバースモーゲージは、老後の住まい有効活用という視点から見ればいい制度だと思います。
将来子どもが都会で暮らすとすれば、田舎の家を遺されても負担に思うかもしれません。
もしもいらないと言われたら、年金制度にも不安があるので、私たちも時がきたら利用すると思います。
ただ、デメリットもありますし、取り扱っている銀行によっても細かな条件は違います。
気になった人は一度よく調べてみてくださいね。
リバースモーゲージ/三井住友銀行
太陽光発電が標準でついている
我が家には太陽光発電が標準でついています。
売電価格は下がってきていますが、自家消費する分にはじゅうぶんで、電気代の節約につながっています。
アフターフォローも充実
私たちが建築をお願いした会社は、建てたら終わりではなく、その後のサポートを重視してくれるところでした。
入居して1年・3年・5年・10年……というふうに定期点検がありますし、それ以外にも困ったことがあればすぐ対応してもらえます。
長く住むことになるので、アフターフォローがあるというのは決め手のひとつになりました。
- 駅まで徒歩圏内
- 仲介手数料不要
- 安心して長く暮らせる
- 離れることになっても売ったり貸したりしやすい
マイホーム購入で後悔しやすいポイント3つとその対処法
ーーマイホームvs一生賃貸。
それぞれにメリット・デメリットがあり、また、好みやライフスタイルによっても変わるためどちらがいいと断言することはできません。
しかし、工夫次第でマイホームのデメリットを軽減することはできます。
環境の変化に弱く、売却損が出やすい
不動産は字のごとく「動かすことのできない資産」ですので、環境の変化に弱いです。
その上新築は値下がり幅が大きく、売却損が出やすいのも事実です。
ーーしかし、東京など極一部の都心ならいざ知らず、地方で地価が高騰することを予測して購入するのははっきり言って難しいです。
家を買いたいけれど手放すときのことも踏まえて検討するのなら、上述した長期優良住宅や「かせるストック」に認定されてる家がおすすめです。
ーー実は我が家の売却査定をしてみたことがありますが、売るなら売却損が予想されたものの、貸す場合は月々のローンを上回る賃料が予想されました。
住み続ける場合には、老後にリバースモーゲージを利用できるので、必ずしも負債になるとは限りません。
返済が苦しくなる
変動金利で借り入れている場合、金利上昇により返済額が予想外に上昇する恐れがあります。
しかし、全期間固定金利での借り入れだと、完済まで金利が変わることはありません。
また、収入減によるリスクは賃貸でも避けることができません。
安いマンションに住み替えることはできるかもしれませんが、代わりに払い終わることもありません。
メンテナンスが大変
マイホーム、特に一戸建てだと修繕や維持などのメンテナンスが大変です。
金銭的な負担はもちろんですが、自分で点検して対応してくれる業者を見つけるという作業も割と面倒です。
これに関しては、しっかりアフターフォローをしてくれる会社で購入していれば、すべてその会社に丸投げできます。
マイホームは維持費がかかるものの、賃貸は引っ越す度に費用がかかるので、金銭的な負担は一概には比べられません。
- 売ったり貸したりしやすい家を選べ!
- 金利変動リスクを避けたいなら固定金利
- 定期点検やアフターフォローまでサポートしてくれるところで買うのがおすすめ
【マイホーム購入体験談】まとめ:建築会社選びからこだわると後悔しにくい◎
私がマイホーム購入を決意したのは、気持ちの面で余裕が出ると思ったからです。
ーーその中でも手放すリスクや老後のことまで考えて、今の家に決めました。
売ったり貸したりしやすい家にするともしもの時も後悔が少ないですよ。
私のように長期優良住宅やかせるストックを重視したければ、建築会社選びからこだわってみてくださいね。
この記事がマイホーム検討の一助になれましたら幸いです。
小幸とみ(@koyuki_baby)でした。
\ 売って終わりではなく、その後もずっとサポートしてくれる! /全棟長期優良住宅。購入していただいてからがお付き合いの始まりです。/吉永建設

- 若い
- 月々の支払額が減る
- 周りを気にしなくて済む
- 子どものため
- 老後のため
- 団信がある
- 駅が徒歩圏内
- 仲介手数料が不要
- 間取りが決められる
- 長期優良住宅である
- 地震対策がしてある
- マイホーム借り上げ制度がある
- リバースモーゲージがある
- 太陽光発電が標準でついている
- アフターフォローも充実
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