赤ちゃんの命を守る、チャイルドシート。
値段や性能もいろいろで迷ってしまいますよね。
ーー実際に新生児から子どもを車に乗せていた私が言えるのは、チャイルドシートにはお金をかけるべきということです。
節約したい気持ちも分かりますが、乗り心地が悪いと赤ちゃんが嫌がって乗ってくれないのでかえって大変ですよ。
私はエールべべのクルット3iプレミアムを購入しました。
この記事では、クルット3iプレミアムのイマイチだった点と良かった点を正直にレビューしていきます。
- 新生児から使えるチャイルドシートを探している
- エールべべのチャイルドシートのレビューが読みたい
- エールべべ クルットシリーズの使用感が知りたい
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エールべべはカー用品専門メーカーのブランド!
50年以上もカー用品の開発をしている、カー用品専門メーカー「カーメイト」のチャイルドシートブランド。
それがエールべべです。
エールべべは国際的な安全基準や品質をクリアした、日本製のチャイルドシートです。
- UN(ECE)R44/04(欧州経済委員会が決めた安全基準)をクリア
- ISO9001(品質マネジメントシステム)を取得
- ISO14001(環境マネジメントシステム)を取得した自社工場で生産
チャイルドシートは、安全でなければ意味がありません。
他のチャイルドシートと迷う場合でも、安全基準であるUN(ECE)R44/04(もしくはR129)をクリアしているかどうかは必ずチェックしてください。
チャイルドシートの選び方/エールべべ
エールべべ クルット3iプレミアムがイマイチだった点
私はエールべべのクルット3iプレミアムを購入して良かったと思っています。
それでも、今検討している人の参考になるよう、イマイチかな? と思う点を正直にレビューしますね。
サンシェードがやや物足りない
日よけにはもちろん、子どもが寝るときにも大活躍のサンシェード。
ーーただ、クルット3iプレミアムのサンシェード(Mサイズ)では前からの光は防げず、少し物足りなく感じることもありました。
直射日光を避けたい新生児期は、車に乗せるときは必ずサンシェードを使っていました。
まだまだお腹の中にいたときの感覚が残っている時期でもあるので、薄暗くしているほうが赤ちゃんも落ち着いてくれます。
前向きでチャイルドシートに乗せられるころぐらいから、子どもがサンシェードを嫌がり、景色を見たがるようになります。
起きている間は使わなくなりましたが、眠るときはやはり大活躍でした。
前を走る車のテールランプや、対向車のライト。
それから、街灯や信号やお店の看板の光など。
暗闇の中に射す人工的な光が気になり、子どもが寝そうな夜はなるべく暗い道を選んで走っていました。
ーーただ、私が勝手に気になってただけで、子どもがまぶしくて寝られないとぐずったことはありません。
メッシュは気休め
エールベベに限った話ではありませんが、汗っかきな赤ちゃんにはメッシュなんてほんの気休めです。
夏の車は乗るまでに既にアツアツになっていますし、赤ちゃんの頭の汗は尋常じゃないので、ドライメッシュだろうがエアホールだろうが太刀打ちできません。
暑さ対策ならメッシュだけに頼らず他を考えるべきです。
ベビーカーや抱っこひもにも使える、ベビーホッパーが便利ですよ。
重い
クルット3iプレミアムの重量はおよそ15kgです。
乗せっぱなしならほとんど気になりませんが、家族の車などに頻繁に乗せかえる予定がある人には厳しいかもしれません。
- Mサイズのサンシェードではやや物足りない
- メッシュだけでは夏の暑さに太刀打ちできない
- 重いので頻繁な乗せかえには不向き
エールべべ クルット3iプレミアムがおすすめな点
続いて、クルット3iプレミアムを使っていて良かったと思う点をレビューしていきます。
ISOFIXで誰でも簡単に取り付けられる!
クルット3iプレミアムの取り付け方法は、ISOFIX方式です。
ISOFIXは、シートベルトではなく車にある固定金具でチャイルドシートを固定する取り付け方法です。
聞きなれない横文字になんとなく抵抗感があるかもしれませんが、確実かつカンタンに取り付けたいならISOFIX一択ですよ。
車検で代車に乗せかえるときも、ISOFIXなら店員さんがパパッとやってくれるのでラクでした。
クルット回転するので乗せ降ろしが楽々!
クルットシリーズのいいところはやはりチャイルドシートが360°回転することです。
子どもを抱っこして乗せるので常に片手はふさがっていますし、その上荷物を持っていることもあります。
そんなとき、力もいらずに片手で楽々回転できるクルットにはめちゃくちゃ助けられました。
固定式だと無理な姿勢になりやすいので、乗せ降ろしがストレスになりかねません。
ヘッドサポートで頭を包み込んでくれる
こちらのヘッドサポートが、頭のクッションになります。
首すわり前から使いたいなら、頭をホールドしてくれるかもしっかりチェックしましょう。
息子がこのクルット3iプレミアムを嫌がったのは、初めて乗った日(退院時)だけです。
乗せるとかなりの確率でぐっすり寝てくれていました。
ーーレンタカーでクッションがない別のチャイルドシートに乗せたときは、眠たいのに頭がぐらぐらして寝られずにずっとギャン泣きでした。(※1歳前後のお話です)
チャイルドシートは、ベビーカーや抱っこひもみたいに嫌がるから使わないということができません。
どれだけ泣いても車に乗るなら必ず使わなければいけないものなので、お金をかけてでも快適なチャイルドシートを用意してあげてください。
取り外し可能なウォッシャブルカバー
子どもの汗やよだれ、飲みこぼしやおしっこ漏れなど……。
クルット3iプレミアムはらくらくウォッシャブルカバーを採用しているので、カンタンに取り外せて、しかも洗濯機で洗えます。
チャイルドシートは意外と汚れるので、取り外せて洗えるかどうかもチェックすべきですね。
もしものときも安心のロング保証
ここまで紹介した機能だと、他メーカーのチャイルドシートでも似たりよったりかもしれません。
エールべべのクルットシリーズが他と違うのは、4年のロング保証がついていることです。
- 製品ロング保証
- 無料交換
- 見舞金給付
「①の不良品の場合に交換する製品保証」はよく聞きますが、「②の事故が起きた場合に無料交換」と「③交通事故の際の見舞金給付」はなかなかありません。
しかも保証期間が4年と長いので、使用期間中はほとんど保証対象です。
車に乗る以上どうしても危険はつきまとうので、保証がついていると少しは安心できますよね。
保証について詳しく知りたい方は、こちら をご確認ください。
- ISOFIXでカンタン取り付け!
- クルット回転するから乗せ降ろし楽々
- ヘッドサポートで赤ちゃんグッスリ
- カバーが汚れたら洗濯機で洗える
- 不良品や事故に遭った場合は無料交換
まとめ:保証を優先したい場合はエールべべ
私は、エールべべのクルット3iプレミアムを購入して後悔したことはありません。
ーーしかし、それは当時の話で、現在は安全基準R129が最新です。
エールべべのチャイルドシートは最新の6iも含めてR129には対応していませんので、安全基準を優先したい人はコンビやアップリカがおすすめです。
アップリカ・コンビ・エールべべの比較記事も書いていますので、悩む方はそちらもご覧ください。
赤ちゃんがチャイルドシートを気に入ってくれますように。
小幸とみ(@koyuki_tomi)でした。
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