指しゃぶりは癖です。
こんにちは、小幸とみ(@koyuki_tomi)です。
ーー実は私自身、小学生まで指しゃぶりをしていました。
そして2歳の息子もまた、指しゃぶりをしています。
この記事では、指しゃぶりの原因ややめさせるべきかどうかについて、自身の体験を踏まえてお話しします。
- 指しゃぶりの原因を知りたい
- 子どもが指しゃぶりをしている
- 指しゃぶりをやめさせるべきかどうか悩んでいる
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指しゃぶりに原因なんてない! ただの癖です。
- 「指しゃぶりをするのは寂しいから」
- 「愛情不足の証拠だ」
指しゃぶりにはこんなイメージがありますよね。
でも、指しゃぶりに原因なんてありません。ただの癖です。
私が小学生まで指しゃぶりをしていた理由
私には両親がいません。愛情に飢えた子どもでした。
それでも寂しさが原因で指しゃぶりをしていたのではありません。
そもそも、子どもにいっさい寂しさを感じさせないというほうが無理があります。
いつのまにかやり始めて、高学年になる頃には自然と卒業していました。
愛情をかけてもらえるようになったからやめたわけではないんです。
指しゃぶりをしていた理由をしいて挙げるなら、落ち着くから。しっくりくるから。ただそれだけです。
ただ、指しゃぶりは目立つから気になるし、歯並びに影響するなどのデメリットもありますよね。
だからスポットライトを浴びやすいだけで、根本的にはただの癖です。
子どもが指しゃぶりをしている理由
息子のトトが指しゃぶりをしている理由もまた、癖です。
……正直、寂しい思いをさせてしまっているときもあると思います。
それでも癖だと断言できるのは、トトはお腹の中にいたときから指しゃぶりをしていたから。
お腹の中にいるときから指しゃぶりをしているのに、愛情不足だって言われても疑問符が残りますよね。
トトの指しゃぶりは生まれてからも続きましたが、お腹の中にいたときの癖が残っているんだなーと微笑ましく思い、気にしたことはありませんでした。
トトが指しゃぶりをしているのは以下のようなときです。
- TVを観ているとき
- チャイルドシートに座っているとき
- 寝るとき・眠たいとき
- 気持ちを落ち着かせたいとき
すっかり癖になっていますね。
手持ち無沙汰なときに無意識でやるほか、精神安定剤の役割も果たしていると思います。
3歳までに指しゃぶりをやめさせるべき理由5つ
赤ちゃんのときは微笑ましく思っていた指しゃぶりも、3歳が近づくにつれ焦るように。
できれば自然に卒業するのを待ってあげたかったのですが、デメリットが気になり始めました。
- 歯並びに影響する
- 指にタコができている
- 3歳児健診で聞かれる
- 入園
- 知恵がつく前に
①歯並びに影響する
1番気になったのは、歯並びや噛み合わせに影響が出てしまうこと。
おしゃぶりについての考え方/日本小児歯科学会
息子のトトは上の前歯がやや出てきていて、下の前歯がややすきっ歯になっています。
しかし、5歳までに卒業させると、永久歯がきれいに生えてきてくれる可能性もじゅうぶんにあります。
ちなみに小学生まで指しゃぶりをしていた私は出っ歯ではないものの、ややすきっ歯だったり噛み合わせが悪かったりします。
指しゃぶりが歯並びにいい影響を与えることはないので、トトに指しゃぶりを卒業させることを考えました。
②指にタコができている
トトはいつも決まって右手の親指を吸っていました。
日中も頻繁に吸うことが習慣化していたため、親指には黄色いタコが。
悪化して化膿してしまう前に指しゃぶりの卒業を考えました。
③3歳児健診で聞かれる
地域によっては3歳児健診で指しゃぶりをしているかどうか聞かれることも。
怒られることはないと思いますが、3歳児健診までに卒業するのをひとつの目安にしてもいいかもしれません。
④入園
トトは日中も指しゃぶりをする子どもでした。
治らなかったらからかわれたりするかもしれないと思い、できれば入園前に卒業させたいと思いました。
園に入ると遊びの幅が広がり、自然と指しゃぶりをしなくなる子も多いみたいです。
⑤知恵がつく前に
トトは2歳なのでもう少し指しゃぶりをさせていても良かったのかもしれませんが、知恵がついてしまってからでは苦戦しそうだと思い、早めに卒業を促しました。
たとえば、大きくなってくると以下のようなケースが考えられます。
- 嫌がる
- 指を変えて吸う
- 隠れて吸う
- 薬を塗っても落としてしまう
- 絆創膏を貼っても剥がしてしまう
ーーこれらは、私が実際にネット上で見た指しゃぶり卒業奮闘談です。
指しゃぶりが習慣化していると、言い聞かせだけではなかなかやめられません。
トトはまだ2歳だったためかおとなしく応じてくれ、隠れて吸ったりはしませんでしたよ。
まとめ
吸いダコが化膿することも
3歳児健診や入園を目標にしてみるのもアリかも?
素直に応じてくれるとラク!
指しゃぶりを卒業した後のメリット・デメリット
今では、トトは指しゃぶりをほとんどしなくなりました。
トトを見ていて、指しゃぶりの卒業にはメリットもデメリットもあると感じたので、それをお伝えします。
メリット
家の中では気にならないものの、外で指しゃぶりをしていると、周りの目が気になることも。
しかし、今ではそんな気持ちを抱くことはありません。
外で遊んでいるときなど、手を洗いたくてもすぐに洗えないことがあります。
たとえば、
- 公園で砂遊びをした
- 犬を触った
など。
そんなときでもトトはかまわず指しゃぶりをするので衛生面が心配でしたが、今はもうその心配もありません。
トトは指しゃぶりをしなくなった後、身体いっぱい使って遊ぶことが増えました。
指しゃぶりをしているということは片手と口がふさがってしまっている状態ということですもんね。
両手で遊ぶようになったので遊びの幅が広がったように感じています。言葉も増えてきました。
デメリット
指しゃぶりをする子は高確率で入眠時にもするのではないでしょうか。
私もそうでしたし、トトもまた、指しゃぶりをしながら寝るのが習慣でした。
赤ちゃんのときからそれが当たり前だったので、指しゃぶりをせずにどうやって寝たらいいか分からないよう。
遊びモードがなかなかオフにならず、何時間も遊びに付き合わされた夜もあります。
いよいよ眠たくなってきても指が吸えず、くすんくすんと悲しそうな声を聞きながら懸命に手をつないだり頭をなでたりした夜もあります。
慣れるまでは親子ともに大変なので、余裕のあるときに卒業作戦をするのがいいですね。
まとめ
身体を使って遊ぶように
寝かしつけが長引くことも
まとめ:指しゃぶりは癖!
繰り返しますが、指しゃぶりは癖です。
愛情が足りていないと自分を責める必要はありません。
お母さんとお子さんのペースでゆっくりと卒業していけたらいいですね。
指しゃぶり、どうやってやめさせる? やめさせ方5つと我が家の卒業体験談