子どもの教育費を積み立てる手段のひとつに、学資保険があります。
しかし、他にもさまざまな金融商品があるため、入るべきかどうかで迷う人も多いでしょう。
この記事では、学資保険に入る理由と選ぶときのポイントをお伝えします。
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- 学資保険に入るべきか迷っている
- 学資保険の選び方が分からない
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学資保険に入る理由3つ
マイナス金利の影響により、学資保険の戻り率は減ってきています。
利回りだけ見れば投資のほうが魅力的に思えることもあるでしょう。
しかし、投資では得られない学資保険のメリットもあります。
- 誰でもカンタンに貯蓄できる
- 死亡保障がある
- 生命保険料控除を受けられる
誰でもカンタンに貯蓄できる
学資保険は貯蓄性のある金融商品です。
毎月決まった時期に保険料が引き落とされるため、解約しない限り確実に貯金できます。
戻り率が100%を超えている商品を選べば、支払い総額を上回る金額を受け取れますよ。
確かに投資は大きく資金を増やせることもありますが、その代わり元本保証もありません。
ーーつまり、資産を増やすどころか減らしてしまう恐れもあるということです。
上手く運用して投資で利益を出し続けるには相応の知識や経験が必要です。
学資保険は利回りこそ小さいものの、投資の知識がゼロの人でも確実にお金を増やしていけるのがメリットです。
死亡保障がある
学資保険には、死亡保障がついているものがほとんどです。
- 契約者の死亡時 以降の払い込み免除。学資金や満期金は規定通り受け取れる。
- 子どもの死亡時 契約終了。それまでの払い込み金額を基に返金される。
あまり考えたくない話ではありますが、親に万一のことがあっても子どもの学費が守れるのは安心ですよね。
生命保険料控除を受けられる
学資保険の支払いに充てた保険料は、生命保険料控除が受けられます。
年間の支払い保険料が8万円以上の場合、所得税から4万円と住民税から2万8千円が差し引けます。
学資保険は支払い額が高額となりやすく、この基準を満たしやすいため節税につながります。
生命保険料控除/国税庁
- 知識がなくても確実に積み立てていける
- 契約者の死亡時は以降の払い込み不要
- 支払い期間中は毎年生命保険料控除が受けられる
【学資保険の選び方】チェックするポイント5つ
学資保険にはさまざまなプランがあります。
- 戻り率
- 払い込み月額
- 払い込み期間
- 受け取り総額
- 受け取り時期
Q.生命保険会社が破綻した場合、契約はどうなるの?/公益財団法人 生命保険文化センター
戻り率
戻り率は、自分が支払った金額に対して、どれだけの金額が還ってくるかを表します。
戻り率が100%を超えていれば、支払った以上のお金を受け取れます。
払い込み月額
戻り率も大事ですが、実際月々どれだけの金額を払っていくのかも重要です。
いくら魅力的な戻り率でも、払えなくなってしまえば意味がありません。
ある程度先のことまで予測した上で無理のない金額設定をすることが大切です。
まとまった資金がある場合は、年払いや全期前納(=一括払い)を選択することもできますよ。
払い込み期間
短い期間で払い終わるほうが戻り率も高くなります。
ただし、その分月々の金額負担も大きくなるので、こちらも家計と相談ですね。
ーーちなみに、人気なのは10年払い込みと15年払い込み。
高校生は部活動や交際費、塾などの習いごとでお金がかかる時期ですので、それまでに払い終わりたい人に選ばれているようです。
受け取り総額
受け取り額を考える前に、まずは大学の学費を見てみましょう。
国公立 | 私立文系 | 私立理系 | |
---|---|---|---|
入学金 | 71.4万円 | 86.6万円 | 84.5万円 |
在学費 | 428万円 | 630.4万円 | 737.2万円 |
合計 | 499.4万円 | 717万円 | 821.7万円 |
令和元年度「教育費負担の実態調査結果」/日本政策金融公庫
学資保険の受け取り額で1番人気なのは200万円、次いで300万円です。
ーー私は300万円を選びました。
児童手当の支給月額は、3歳までは15,000円、3歳〜中学生までは10,000円です。
これに一切手をつけずに貯めておくと、全部でおよそ200万円となります。
ーー私の場合、学資保険で300万円積み立てているので、合計500万円貯められる見込みです。
児童手当を使わずに積み立てておくと、学資保険と合わせて最低限の学費が用意できるのでおすすめです。
受け取り時期
学資保険の商品によってかなり違いがあるのは、学資金の受け取り時期です。
- 大学のほか、小中高の入学時にも受け取れるもの
- 18歳と22歳で受け取るもの
- 18歳から大学卒業まで毎年受け取るもの
受け取り時期で特に注意するべき点は、「18歳受け取り」とは、実際いつ支払われるのかということ。
ーーというのも、高校3年生の秋に入学金が必要な大学もあるため、子どもの誕生日や契約日によっては間に合わない恐れがあるからです。
小中高でも受け取れるタイプは助かる反面、その分戻り率が下がってしまうので大学の学費を重視するなら避けたほうがいいでしょう。
18歳と22歳で受け取るタイプは、18歳で受け取った後22歳まで間が空いてしまうため、資金繰りに困ってしまう恐れがあります。
ーー以上の点から、個人的には毎年受け取るタイプがおすすめです。
- 戻り率は高いほうが良い
- 払い込み月額は家計と相談
- いつまでに払い終わりたいかイメージしてみよう
- 学資保険と児童手当でかなり貯められる!
- 実際に受け取れるのはいつなのか確認しよう
まとめ:学資保険なら知識がなくても確実に貯金できる
投資の知識がゼロでも確実に貯金していける学資保険。
商品が多すぎて選べないのなら、学資保険アドバイザーに相談してみるという選択肢もありますよ。
この記事が、学資保険選びの一助になりましたら幸いです。
小幸とみ(@koyuki_tomi)でした。
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