こんにちは。
バイクの騒音で毎晩のように子どもを起こされていた小幸しおりです。ーー結論から言うと、私は最終的に警察に通報しました。
めちゃくちゃ悩みましたよ。面倒ごとはできれば避けたいし、ずっとガマンもしてました。
でも、1歳(当時)の息子がバイクの音で泣いて起きるんです。
必死であやして寝かしつけても、騒音バイクが通るたびにまた起こされて。
ーーこの記事ではそんな私の実体験をもとに、通報するまでの経緯と実際に通報したときの警察とのやり取りをまとめています。
- 騒音問題や迷惑行為に悩んでいる
- 通報したいけど110番していいのか分からない
- 実際に通報したときのやり取りを知りたい
目次:ClickでJump!
我慢できないバイクの騒音! 通報するまでの経緯
騒音バイクにもう限界!
ーーそのころ、私は深夜の騒音バイクに悩まされていました。
静寂を切りさくブォンブォンブババババババ……というあの不快な音。
それまですやすや寝ていた1歳児が、バイクの音でビクゥッ! と起きて、泣き出すんですよね。
必死にしがみついてきておびえた泣き方するんです。
必死で息子をあやしながらふつふつと湧いてくるのは騒音バイクへの怒り。
一度通るだけならまだいいのですが(よくない)、そのバイク何回もウロウロするんです。
なだめてもなだめてもバイクの音がするたびに息子は怖がって泣き出します。
その上、バイクを停めて立ち話をしているのか、「ウヒャヒャヒャヒャ!」という笑い声まで聞こえてくる始末。
何度もバイクで出入りしたり、大声でしゃべったり、音楽をかけたり……。
外の様子をうかがうと、若めの男性2人がバイクのエンジンをかけたまま立ち話をしていました。
直接言いにいくのは危険!
毎晩のように息子を起こされて夫もバイク男にイライラしていました。
私もよっぽど頭にきていたのですが、すんでのところで思いとどまりました。
今すぐやめてくれって言いたい気持ちはすごくよくわかります。
でも、直接言うのはリスクがあります。
そもそもちょっと注意したくらいで静かになるなら、初めから近所迷惑になるようなことはしていないはず。小さな子どもがいる身です。
身元がバレるのは危険だと考え、直接注意しにいく案は却下になりました。
いきなり110番していいものか判断がつかなかったため、まずは警察に相談してみることにしました。
警察に事前に相談
翌日、市の警察署へ相談の電話をしたところ、思ったよりも親身に聞いてくれ次のことを言われました。
- 若者たちが実際に迷惑行為をしているときに通報してほしい
- 通報するときはこの警察署へかけても110番へかけてもどちらでもOK
- 110番をすると警察は必ず現場の確認をしなければならない
- こういう苦情があったことは最寄りの交番に伝えておく
「今電話をもらっても話は聞けても動けない。実際に騒音被害に遭っているときに電話してほしい」とのことでした。
苦情は自宅近くの交番に伝えてくれるそうなので、パトロールしてもらいたいという場合は相談も効果があるかもしれませんね。
一方、110番通報があった場合は警察には出動義務があり、必ず現場を確認しなければならないそう。どうしても110番にかけるのは気が引けるのなら、今回のように市の警察署に電話でもOKというお話でした。
110番するのってなんだか勇気がいりますよね。
私も、こんなことで通報していいのだろうかと悩んで遠回りしました。
でも実際に相談して、
「110番してください、そのほうが我々も助かります」と警察官に言ってもらえたので、次なにかあれば通報する覚悟をようやく決めました。
見回りなどで警官がいない場合もあるため、交番に直接かけるのはおすすめしないとのことでした。
- 自分で注意しに行くのは危険
- 警察側からすると110番通報してもらったほうがありがたい
- 110番通報には出動義務があるため必ず警察に来てもらえる
- 110番通報に抵抗があるなら市の警察署にかけよう
【騒音バイクを通報した結果】当時の状況と警察とのやりとり
通報したときの状況
ブババババババ……
その日もバイクは爆音でやってきました。
反射的に息子の顔をうかがいます。
息子が泣いて起きた場合、あやして寝かしつけるのが最優先事項になります。警察に電話してる暇がありません。
寝てくれている今がチャンスです。
外の様子をうかがうと、バイク男はエンジンをかけたまま路上に座り込み、友人と思われる人物と一緒にゲラゲラ笑っていました。
窓を閉めていても聞こえてきます。
ーー暗くてはっきりとは見えませんが、タバコを吸っている仕草をしていました。声の感じからするとおそらく未成年。
……ただ、今はバイクを停めているので、騒音を立証するのは難しいのかもしれません。
やっとの思いで寝かしつけた子どもを起こされるのは本当にストレスが溜まります。
何より、おびえて泣く姿をもう見たくありません。
未成年だという確証はありませんでしたが、深夜の騒音問題に疲れ果てていた私は通報することに決めました。
通報時の警察官とのやりとり
初めは市の警察署に電話しようと思っていたのですが、電話番号がうまく出せずもたついてしまったので結局110番通報をしました。
緊迫した口調に怖気づく私。
あわあわしながら伝えると、雰囲気がふっと変わって詳しい場所と、騒音を出している人のことを聞かれました。
ーー持っている情報はなるべくすべて伝えましょう。
確信が持てていなくてもその情報をもとに警察官が調べてくれるので大丈夫です。
相手に名前が伝わるのは怖すぎます。匿名のお願いをしました。
……報告?
警察が現地に向かってバイク男と実際にどんなやりとりをしたのかという報告だったら、気になるし欲しいですよね。
こちらの情報は相手に渡したくないため、バイク男には匿名で通報があったと言ってもらうようお願いしました。
ーー良かった。ひと安心です。
こんな感じで私の110番通報は終了しました。
後は現地に警察が到着するのを待つだけです。
- 落ち着いて持っている情報を伝えよう
- 匿名通報にすると警察から結果報告が聞けない
- 相手に自分の情報が伝わることはない
警察が到着! 騒音バイク男はどうなった?
現場に警察が到着!
ちらちらと窓から外をうかがっていましたが、警察が来るまでの時間はかなり長く感じました。
一刻を争う事態ではないのでしかたないとはいえ、待っている側からするとかなりハラハラしますね。
20分ほど経ったころ、警察官2人が原付に乗って登場しました。
相手は2人いると伝えたので、おそらくその人数に合わせたのでしょう。
ーー肝心の会話はというと。
息を殺して耳をそばだてても警察とバイク男のやりとりはほとんど聞こえませんでした。
ひとまず騒音は収まったので後は警察に任せることに。事後報告を待ちました。
警察からの報告
プルルルルルル……
夜も遅かったので報告は後日になるのかと思っていましたが、電話はすぐにかかってきました。
現場に向かった警察官ではなく、報告を受けた警察署からの電話でした。
ーー私の場合、相手の年齢と職業のみ教えてもらえました。
持ち物を調べたところタバコが出てきたのでそちらで補導という形になりました。
深夜に街に繰り出しているわけではなく自宅の前で話していただけなので、深夜徘徊での補導は難しいとのことでした。
しかし私がにらんだとおりタバコを持っていたようなので、タバコ所持での厳重注意処分となったようです(警察官到着時バイクには乗ってなかったので)。
騒音の責任を問うにはタイミングが難しいですね……。
今回騒音や深夜徘徊での補導とはなりませんでしたが、厳重注意処分にはなったので少しは彼らにお灸を据えられたでしょうか。
懲りずにまた騒いだ場合、何度も警察のお世話になっていいのかも聞いてみました。
- 緊急ではないため、警察の到着にやや時間がかかることも
- 警察官の人数は相手の人数に合わせて増える?
- 結果報告の電話はすぐにかかってきた
- 騒音問題の場合、110番通報が警察側もありがたい
まとめ:バイクの騒音問題で悩んでいるなら110番通報してOK!
私は今回通報して良かったと思っています。
騒音バイク男は以前のように迷惑行為をすることはなくなりました。
やっぱり警察に注意してもらうのが1番効果があるし、何より自分が安全圏にいられますよね。ーーそれでも110番はどうしても気が引けるという人は、私のように警察署へ一度相談してみるというのもひとつの手ですよ。
朝までぐっすり眠りたい。痛くならない睡眠用耳栓
ハチが部屋に入ってきた! 夫を守る戦いが、今始まるーー