なにかとお金がかかる引っ越し。
繁忙期である3月〜4月に予定しているのならなおさらです。
ーー我が家は手のかかるものだけ業者に頼み、その他は自分たちで運びました。
この記事では、自分で引っ越したときの体験談とかかった費用についてお伝えします。
| 時期 | 3月末 |
|---|---|
| 引っ越す人数 | 2人 |
| 片道の距離 | 約50km |
| 大きな荷物 | エアコン・冷蔵庫・洗濯機・マットレス・2人がけのソファ2つ・自転車・原付など |
- 引っ越しを自分でやろうと思っている
- 引っ越しの節約術が知りたい
- 節約できるなら労力がかかってもよい
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【体験談】自分で引っ越し│①エアコン
前の家から新居に持っていきたいエアコンが1台ありました。
エアコン業者
家に入ってたチラシを見て、便利屋に依頼。
ところが専門外だったらしく便利屋提携の個人業者を紹介してもらい、そこと契約しました。
ーー個人業者は安く見えても結局高くついたりトラブルのもとになったりするので、なるべく避けたほうがいいと思います。
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体験談
私が依頼した個人業者は名前も名乗らず少しうさんくさい雰囲気でした。
向こうの都合でまずは取り外しのみやってもらい、取り付けはまた後日という流れ。
ーーそう言われ連絡を待つも、希望日当日になっても連絡はなし。
どうなるのか分からないままこちらから電話してみると
おいっっっっ！！！
来てくれるんかい。てっきり来られへんのかと思ったわ。
その後取り付けは無事完了したものの、名前を名乗らない・工事日の連絡をしない・客のことを覚えていないってちょっとありえないですよね。
金額は相場くらいでしょうか。
ただしめちゃくちゃ不安だったので、あまり値段が変わらないならきちんとした会社にお願いしたほうが良いですね。
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- 個人業者にお願いして費用は約2万円
- 相場価格だが、不信感MAXで後悔
- ちゃんとした会社で頼めば良かった！
【体験談】自分で引っ越し│②大きな家具・家電
続いては自分たちで運べない大きな家具や家電。
我が家の場合、2ドア式の冷蔵庫（容量451L・84kg・3辺合計313.2cm）が鬼門でした。
らくらく家財宅急便
いろいろ調べた結果、クロネコヤマトのらくらく家財宅急便にお願いすることに。
- 梱包
- 搬出
- 輸送
- 搬入
- 開梱設置（すぐ使えるように希望の場所に設置）
- 廃材回収（荷物梱包材の回収）
お手持ちの家具や家電がいくらで送れるのかはこちら でシミュレーションできますよ。
体験談
私が家財宅急便でお願いしたのは冷蔵庫と洗濯機の2点。
発送当日は男性スタッフが2人で来られました。
どう頑張っても持ち上げられないようで、ふらついてはいろんなものにぶつける・引きずる・落とすと散々な扱い方をされました。
養生もなければ、ぶつけたことに対する謝罪もなし。
途中で応援を呼んでなんとか運んでいましたが、トラックに積み込む時も盛大にぶつけられ、補償すると言われました。
ただ、その補償内容の説明もいい加減だったし、冷蔵庫のパーツを残したまま出発されたりとほんとうに酷かったです。
通常の宅配便ではヤマトが1番安心だと思っているだけに、この日はとても残念でした。
らくらく家財宅急便のページには「スタッフ2名で伺います」と記載されています。
大きいものや重いものを運んでもらう場合は念のため人数の確認と養生のお願いをすることをおすすめします。
到着日は4人で来て養生もしっかりした上でていねいに設置していただけました。
一連のお詫びとして、配送料2万円かかるところ無料に。
ーー単品輸送OKな引っ越し業者もあるので、不安ならそちらを当たってみてもいいかもしれませんね。
- ヤマトのらくらく家財宅急便を利用
- 荷物の大きさや距離によって料金は変わる
- 我が家は2万円だったがトラブルによって無料に
- 搬出入に来る人数や養生の確認をしておこう
- 引っ越し専門業者に丸投げのほうが安く済むかも？
【体験談】自分で引っ越し│③その他の荷物
残った荷物は自分たちで運ぶことに。
小さな荷物は自家用車
小さな荷物は基本的に自家用車で。
新居の鍵受け取りやガス開栓の立ち会い、それから旧住居の退去立ち会いのときなど、用事がある度ちょこちょこ運んでいました。
大きな荷物はレンタカー
残っている荷物で1番大きいのはセミダブルベッドのマットレスでした。
これを積み込むため、後部座席を倒してフルフラットにできるバンをレンタカーで借りる手はずでした。
ところが……。
体験談
事前に大型家電の搬出を終え、いよいよ引っ越し当日に。
ところが、レンタカー会社から予約1時間前に電話がかかってきました。
そもそも初めに予約したお店でもバンが故障したと言われたため提携先のここにしたのにまた故障……。
退去立ち会いが翌日に控えているためこちらも必死です。
自分たちで車を探し、最終的に同じ会社の他店舗にハイエースがあるのを見つけそれを貸してもらうことになりました。
ハイエースはバンよりレンタル料金が高かったのですが、上乗せなしで借りられました。
- セミダブルのマットレス
- 2人がけのソファ2つ
- レンジボード
- 電子レンジ
- TV
- カラーボックス3つ
- ダイニングチェア4つ
- 自転車
ーーただ、これだけの量（＋細かい荷物大量）を自分たちだけで積み込むのはかなりの重労働。
エレベーターなしのハイツ2階に住んでいたため、階段・踊り場・オートロック・積み込みと非常に苦労しました。
レンタカー1往復＋自家用車3往復半+原付片道の5往復をして、計約20時間かかりました。
- バンを借りる予定がトラブルでハイエースに
- 料金は12時間＋ガソリン代で10,000円（おまけアリ）
- ハイエース1往復＋自家用車3往復半+原付片道の計5往復で約20時間
【体験談】自分で引っ越し│④かかった費用とその内訳
引っ越し業者に丸投げした場合、3月末なら安くて85,000円と言われていました。
さて、引っ越し業者を使わずに引っ越した場合、結局いくらかかったのかというと……。
かかった費用とその内訳
| エアコン関連 | 約20,000円 |
|---|---|
| 冷蔵庫・洗濯機 | 約20,000円（無料） |
| レンタカー | 約5,000円 |
| ガソリン代 | 約5,000円 |
| 合計 | 約50,000円（約30,000円） |
一部トラブルがあり料金をおまけしてもらっていますが、本来の価格で言えば約50,000円かかっています。
引っ越し業者の見積もりと比較すると35,000円安く済んだという結果ですね。
引っ越しをスムーズに進めるコツ
実際にやって思った引っ越しのコツを3つお伝えしておきます。
- 徐々に荷造り・徐々に移す
- ダンボールに番号・場所・中身を書く
- 相見積もりを取る
使用頻度の低いものから徐々に荷造りし、徐々に荷物を移動することで引っ越し当日の負担を減らせます。
荷造りを終えたダンボールには外側の見えるところに「①キッチン／皿」「②寝室／服」などのように、番号・場所・中身を書くと荷解きのときにラクです。
番号は管理に便利な上運び忘れも防げます。
置きたい場所を書いておけば、積み降ろしのときも中身を見ずともそれぞれの部屋まで運べます。
引っ越し当日は疲れ果てて全部の荷解きをする元気はありません。
見える場所に中身を書くことで、最低限必要なものが入ってるダンボールをピンポイントで開封できます。
ひと手間かかりますが、荷解きがかなりラクになるのでやっておいて損はありませんよ。
引っ越しにしろエアコンの移設にしろ、業者にお願いをするのなら複数見積もり（相見積もり）はマストです。
中には値引き前提で最初の提示価格を高めに設定している業者もあります。
損しないためにもそれぞれの見積もりを比較し、1番条件のいいところへお願いしましょう。
- 自分で引っ越しの結果、業者に丸投げするよりも35,000円節約できた
- トラブルや重労働でヘトヘト
- 業者に依頼するのなら比較必須！
- ダンボールの外側に番号・場所・中身を書いておくと荷解きが捗る
まとめ：自分で引っ越しは節約できるがかなりしんどい！
今回、結果的に35,000円節約できたものの、しんどさが上回ったためあまりお得感はありませんでした。
- 男手が複数ある
- 単身の引っ越し
- 近場（片道30分以内）
- 軽トラが使える
- 少しでも節約できるなら労力がかかっても良い
など、特別な条件がない限りは業者に丸投げをおすすめします。
まずは見積もりを複数取り1番条件がいいところを探してみましょう。
……無事に新生活を始められることを心より祈っています。
小幸とみ（@koyuki_tomi）でした。
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