子どもが乗れるキッズ用キャリーケース。
この言葉を初めて見た時からずっと気になっていました。
ーーちょうど旅行が控えていたのもあり、レンタルしてみることに。
この記事では、子どもが乗れるキッズ用キャリーケース「MOKUBA」のレンタル体験談を紹介します。
- 子どもが乗れるキャリーケースが気になっている
- MOKUBAのレビューが読みたい
- レンタルか購入かで迷っている
- アイエルレンタルのレビューが読みたい
目次:ClickでJump!
子どもが乗れるキャリーケースMOKUBAはアイエルレンタルで借りられる
キャリーケース(スーツケース)を取り扱っているレンタルショップはいくつかあります。
その中で私がアイエルレンタル に決めたのは、
- スーツケースレンタル専門店である
- 口コミが良い
- レビューへの返信や商品説明が丁寧で誠実さを感じる
- 価格
ーー上記のような理由からです。
キャリーケースを借りるのは初めてだったので、備忘録も兼ねてアイエルレンタルのシステムから紹介していきます。
アイエルレンタルの料金システム
アイエルレンタルは、キャリーケースを実際に利用する日数に加えて利用前3日間+利用後1日間が無料でついてきます。
私は今回2月22日〜24日の2泊3日でレンタルしました。
この場合、2月19日にキャリーケースが届き、2月25日が返却日でした。
実際のスケジュールは以下のとおり。
- 2/16夜→アイエルレンタルから出荷完了のメールが届く
- 2/17朝→ヤマト運輸の追跡番号に反映される
- 2/19→自宅に届く(2/19〜21 出発前3日無料)
- 2/22→出発日(2/22〜24 有料期間)
- 2/25→返却日。ヤマト運輸に集荷に来てもらう(帰宅後1日無料)
- 2/26朝→アイエルレンタルに引き渡し完了(追跡番号にて)
- 2/26夕→アイエルレンタルから返却完了・点検終了のメールが届く
受け取る日は時間指定可能ですが、可能であれば万一のトラブルに備えて午前中指定でお願いするのが安心です。
特に問題はなく3日前から準備に取りかかれたのでありがたかったです。
万一代品を送ってもらう場合でもすぐに連絡すれば出発に間に合うのかなと思います。
実際にかかった料金はこちら。
- MOKUBA3日間……4,200円
- 破損保障………………430円
- 送料………………………無料
- 合計…………………4,630円
支払いにはクレジットカード・銀行振込・コンビニ払いが利用できます。
私は心配だったので破損保障をつけましたが、つけずに料金を抑えることももちろん可能。
送料無料は関東・甲信越・東海・関西が適用されます。
往復送料 料金表/アイエルレンタル
届いてから返却まで
希望日時にアイエルレンタルのロゴが入っている160サイズのダンボール箱で届きました。
テープは剥がしやすいよう工夫されていたのできれいに剥がせました。
開封してみると梱包はされておらず、キャスターを下にしてキャリーケースが裸で入っていました。
入っていたものは以下のとおり。
- キャリーケース本体
- 茶封筒
- 圧縮袋
汚破損やニオイ、動作について軽く確認しましたが気になる項目はなし。
MOKUBAは3桁のダイヤルロック式で鍵はついていません。
注文時に自分の好きな3桁の番号をリクエストすることができ、そのとおりにセットされていました。
MOKUBAの説明書は入っていませんでしたが、鍵の説明はダンボールに貼ってあり、案内に従って操作すると施錠・開錠できました。
その他のものは全てキャリーケースの中に入っていました。
茶封筒の中に入っていたものは以下の4点。
- 返却方法の案内用紙と着払伝票
- レンタル利用明細書(領収書付き)
- アンケート用紙
- よくある質問
返却方法の案内用紙に着払い伝票がホチキス留めされてました。
配送先等必要な情報は全て印字されていたので、返送時は伝票をダンボールに貼るだけでOKでした。
MOKUBAの付属品はなし。
返却は自分でヤマト運輸のホームページから集荷依頼をしました。
集荷申し込み/ヤマト運輸
ヤマト運輸取扱店に持ち込むこともできるようですが、その場合はアイエルレンタルへ事前連絡が必要とのこと。
集荷なら夜間の引き渡しでも延長料はかからないようですし、何より160サイズと大きいので集荷に来てもらうのが1番ラクだと思います。
こちらはよくある質問と裏面の破損しやすい箇所チェック項目。
到着時、返却時とチェック項目を利用して点検しました。
破損保障を利用していれば故意でない限り大きな破損でも請求はないようです。
ちなみにシールを貼るのはOKで、剥がさずにそのまま返して良いとのこと。
航空会社による破損の場合はダメージレポートを発行してもらえれば、航空会社負担で修理してもらえるようです。
こちらは早期申し込み特典のようです。
ついてくるとは思っていなかったのでプチサプライズをしてもらったような気持ちでした。
アイエルレンタルの総評
アイエルレンタルに対する私のレビューをまとめてみます。
借りられる日数
出発3日前に届くので余裕を持って準備ができ、助かりました。
発送連絡メールに追跡番号も記載されていて希望どおりの時間に受け取れたので満足しています。
ただ、営業時間が平日の18時までで、休日や夜間に受け取った場合で不備があった場合はどうなるのかが気になります。
価格
私は破損保障のオプションをつけた上で4,630円で利用できました。
当時見積もった他のレンタルサイトよりも安く、送料無料だったので価格に不満はありません。
日本全国送料無料になるのを期待したいですね。
清潔さ
各部破損はなく、外装内装ともに汚れやにおいも気になりませんでした。
次亜塩素酸水での除菌やオゾン室での消臭 など、清掃には力を入れているようです。
誠実さ
レビュー返信や細やかな商品説明が丁寧で誠実さを感じ、アイエルレンタルの利用を決めました。
出荷完了、返却完了でいただいたメールも丁寧でしたよ。
総合評価
トラブルもなく、気持ちよく利用できたので満足しています。
口コミも悪いものはほとんどなく、唯一見つけた否定的なレビューには丁寧な返信がされていたので逆に好感度が上がりました。
子どもが乗れるキッズ用キャリーケース「MOKUBA」中サイズ /アイエルレンタル
- 実際の利用日数に加え、利用前3日+利用後1日間が無料
- 関東・甲信越・東海・関西は往復送料無料
- 予定どおりに届き気持ちよく利用できた
- 返却はヤマト運輸にて自身で集荷を申し込む
子どもが乗れるキャリーケースレンタル体験談
ここまで私が利用したアイエルレンタルを紹介してきました。
ここからは子どもが乗れるキャリーケース「MOKUBA」を実際に使ってみた感想を正直にお伝えします。
MOKUBAは飛行機&新幹線はOK?
私が利用したのはMOKUBAの中(M)サイズ。
サイズはおよそ62×58×35cm。3辺合計およそ155cmです。
アイエルレンタルではイエロー・オレンジ・ブルー・ライトピンクがあり、被り防止のためにも新色のオレンジを選びました。
飛行機に乗る場合、機内持ち込み手荷物のサイズはオーバーしているので預け入れ荷物となります。
預け入れ荷物のサイズ規定は国際線や国内線、または利用する航空会社によって様々。
私が利用したJALは国内線だと120×60×50cm以内の合計230cm以内まで無料で預かってもらえました。
受け取り時にひと目でわかるようシールを貼ろうとしたものの、ボディがざらざらしていてどれだけシールを貼ってもすぐに剥がれてしまって貼れずじまい。
代わりにぬいぐるみのストラップをつけて目印としました。
仮にシールを貼った場合でもアイエルレンタルでは剥がさずに返却して良いようです。
新幹線の場合は3辺合計160cmまでなら無料で持ち込みでき、荷物棚に置けるとされています。
帰りは新幹線(のぞみ)を利用したので荷物棚に置いてみましたが、幅があるのでかなりはみ出してしまいました。
私は指定席最後部の「特大荷物スペースつき座席」を予約していたので、大人用キャリーケースと合わせてそこに置くことができました。
新幹線を利用する場合は「特大荷物スペースつき座席」、もしくは「特大荷物コーナーつき座席」を予約するのがおすすめです。
MOKUBAの機能
MOKUBA中サイズの対象年齢は3〜12歳で耐荷重はおよそ50kg。
耐荷重から本体重量(およそ3.8kg)と荷物の重さを引いた数字が乗れる子どもの体重となりそうですね。
荷物が5kgとすると40kgくらいまでの子どもが乗れる計算になります。
容量はおよそ21L。
中は荷物を固定する仕切りカバーにベルト、片側にメッシュポケットがついています。
パッとみた感じ、思ったより大きくかなり収納できそうです。
私が所有しているキャリーケース(およそ54L)と大きさを比較してみました。
MOKUBAの横幅がかなり広いので、同じくらいの大きさに見えますね。
奥行きを比較してみると……
黒のキャリーケースの半分ほどしかありませんでした。
それでも収納力に不満はなく、子どもの荷物を収納してみたところ片側だけで収められました。
L字型や浅さもそこまで使いにくくはありませんでした。
今回は2泊3日の国内旅行でしたが長期旅行やきょうだいでの利用でも活躍しそうです。
MOKUBAはダイヤルロック方式で鍵はついていません。
旅行中も鍵を管理するのは大変なので、暗証番号で開錠できるのはラクでした。
子どもが触りやすい位置にあるので注意が必要です。
子どもが乗れるキャリーケースというからには、実際の乗り心地が気になりますよね。
持ち手の直径はおよそ3.5cm。
伸縮できるキャリーバーがすぐ近くにあるので、子どもの手を挟まないよう注意する必要があります。
足置きはおよそ16.5cm。
子どもが足を引きずるとキャリーケースが動かしにくくなります。
安全のためにもしっかりと持ち手を持ってもらい、足は足置きに置いてもらいましょう。
長さが調節できる安全ベルトがついています。
落ちると危ないのでしっかりと締めておくと安心です。
座る部分はおよそ26cm。
クッション性はありませんが、長さにはゆとりがあり余裕を持って座ることができます。
キャリーバーがキャリーケースと並行についていて通常のキャリーケースのように後ろ手で引けず、やや不便でした。
後ろ手で引くとスピードが出やすい・子どもの様子を確認できないなどのデメリットがあるので、安全のためにわざとこういう設計にしたのだと思います。
わずかな段差、タイルのひび割れ、アスファルトのざらつき等でキャスターが取られてしまい、ゆっくりの移動でも路上は使いづらかったです。
路上での使用は危ないのでもともと想定されてないのかもしれません。
ただ、室内でもまっすぐに引いてるのにナナメに動いたりとなかなか思いどおり動かせずに苦戦。
横並びかつナナメ移動だと幅をとるので、周りに人がいない場所でゆっくり移動するのがおすすめです。
ーー移動ではイマイチな評価となってしまいましたが、思いの外助かったのが場所を選ばず子どもを座らせることができるということ。
電車待ち・飛行機やホテルでの手続き待ち・交代でトイレに行くときなど、どこでも座ってもらえるのはめちゃくちゃありがたかったです。
360°回転するダブルキャスターで、子どもを乗せていなければスムーズに動きました。
キャスターの大きさや性能は我が家のキャリーケース(54L)と比べても遜色ないレベルです。
MOKUBAの総評
MOKUBAに対する私のレビューをまとめてみます。
公共交通機関
飛行機は預け入れ荷物にするなら問題なし。
空港バスやタクシーのトランクにもラクラク入りました。
新幹線の荷物棚ははみ出すので、そこだけ注意が必要です。
特大荷物の持ち込みについて/JR東海
収納力
浅さやL字型にはそこまで不便を感じず、子どもの荷物の収納に困ることはありませんでした。
ポケットもついていて、収納力には満足しています。
乗せやすさ
持ち手・足置き・ベルトがあり耐荷重は50kg。
しっかり乗ってくれれば危なげはなかったです。
どこでも子どもを座らせられるのも大助かりでした。
動かしやすさ
キャリーバーが並行についていて動かすのに余分な力が入り疲れやすいと感じました。
子どもが乗った状態で思いどおりに動かすのは正直大変。
小さな段差や路面のひび割れでキャスターがつまずくので、路上での使用はあまりおすすめしません。
室内のツルツルした床だと路上よりは動かせます。
それでも子どもの重さでキャスターが取られてナナメにすべり、まっすぐ動かすのは難しかったです。
総合評価
総合的には満足しており、機会があればまた使いたいです。
動かしやすさがイマイチなのは気になるものの……
それでも抱っこするより断然マシ。
もう抱っこむり。重い。
旅行中なるべく歩いてもらってはいたのですが、やはり最終日夕方になると疲れて「あるけない。だっこ」と言い出しました。
息子は19kg。加えて大荷物もあるので、抱っこはしんどいです。
あとは帰るだけで急いでいなかったため、MOKUBAに乗ってもらいゆっくり移動しました。
列に並ぶときも子どもは座ったまま連れていけるのでぐずり対策としては効果的でした。
- 収納力◎
- 飛行機の預け入れ荷物はOK、新幹線の荷物棚ははみ出す
- 動かしづらいので安全を確認しながらゆっくり移動しよう
- どこでも座れてぐずり対策に。抱っこなしで乗り切れた
子どもが乗れるキャリーケースは購入orレンタルどっちがいい?
NORICCO(ノリッコ)、キッズトラベル……etc。
子どもが乗れるキャリーケースで調べるといろいろ出てきますが、見た感じ性能には大差なさそうですね。
MOKUBAはショッピングで検索しても出てこなかったのですが、サイズや見た目がほぼ同じなのでキッズトラベルが近いと思います。
購入がおすすめな人
- 子どもが小さい
- 外泊でよく公共交通機関を使う
- 長期間の帰省や旅行の予定がある
- キャリーケースを持っていない
- 自宅の収納スペースに余裕がある
購入がおよそ15,000円だとすると、2泊3日で今後3回以上使うなら購入、2回以下ならレンタルがいいということになりますね。
通常、レンタルは日数が長ければ長いほど費用もかかります。
帰省など長期間使う予定があるなら購入のほうが安上がりかもしれません。
特に待ちが長い公共交通機関での移動におすすめです。
レンタルがおすすめな人
- 子どもが大きい
- あまり外泊しない
- すでにキャリーケースを持っている
- 自宅の収納スペースに余裕がない
息子は年の割には小柄で、7歳で19kgです。
耐荷重50kgの半分以下ですが、それでもキャスターを取られて動かしづらく感じました。
子どもが大きいなら一度レンタルしてみて使用感を確かめたほうがいいかもしれません。
キャリーケースはかさばるので使わない場合は邪魔になりますし大型ゴミに出すのも面倒です。
あまり外泊しない・子どもが大きいなど、元が取れなさそうならレンタルがおすすめです。
ちなみに私がレンタルしたのもあと1回使うかどうかで元が取れなさそうだからが理由です。
子どもが乗れるキッズ用キャリーケース「MOKUBA」中サイズ /アイエルレンタル
- 購入かレンタルかは元が取れるかで考えてみよう
- 子どもが小さい・長期間の外泊が多い→購入がおすすめ
- 子どもが大きい・あまり外泊しない→レンタルがおすすめ
まとめ:子どもが乗れるキャリーケースはレンタル可能! 旅行の強い味方に♪
子どもが乗れるキャリーケースは目的地まで子どもにゴキゲンでいてもらうための強い味方です。
ぐずられたときに抱っこしないでいいのはほんとーにラクです。
使用頻度に応じてレンタルか購入かを選ぶといいですね。
子どもが乗れるキッズ用キャリーケース「MOKUBA」中サイズ /アイエルレンタル \ 購入検討はこちらから /