子どもが指しゃぶりするのは愛情不足が原因って聞いたことありませんか。
ーー実は私も、小学生のころ指しゃぶりをしていました。
そんな指しゃぶり当事者から言わせてもらえば、指しゃぶりは単なるクセです。
この記事では、子どもが指しゃぶりをする原因ややめさせる方法について、自身の体験を踏まえながらお話しします。
- 小学生が指しゃぶりをする原因を知りたい
- 指しゃぶりは愛情不足が原因と言われた
- 小学生の指しゃぶりをやめさせたい
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指しゃぶり=愛情不足じゃない! 原因を解説
「指しゃぶりをするのはさみしいから」「愛情不足が原因だ」
指しゃぶりにはこんなイメージがあります。
しかし、実際に小学生のころ指しゃぶりをしていた私からすれば、指しゃぶりはクセ以外の何者でもありません。
指しゃぶり=愛情不足は間違い!
私の家庭環境は複雑です。愛情不足の環境で育ちました。
愛情不足で育ったからこそ、指しゃぶりは愛情不足が原因ではないと言えるのです。
逆に言えば、愛情が足りたから卒業したわけでもありません。
いつのまにか指を吸うようになっていて、いつのまにかやめていました。
私が指しゃぶりをしていたのは、指を吸っていればなんとなく落ち着くから。
ただそれだけです。
学校ではせず、自宅で寝る前に指たこができるほど吸っていました。
指しゃぶり=落ち着くからは正解!
指しゃぶりの原因は愛情不足だからではなく落ち着くからです。
指を吸っていたらなんとなく気分が落ち着くので、それがクセになりました。
落ち着きたい理由のひとつにストレスも含まれます。
そのため、「指しゃぶりをしているのはストレスを感じているから」は否定できません。
大人も子どもも生きてる限り何かしらストレスを感じます。
愛情を注いで育てていたとしても、子どもの要望を全て叶えるのは不可能です。
ーー大人はストレスを感じたときどうしますか?
むしゃくしゃしたからタバコを吸いたい、嫌なことがあったからお酒を飲んで忘れたいという人もいますよね。
私はスマホでネットニュースや漫画アプリを見ながらぼーっとします。
それに比べて、子どもは娯楽が少ないですよね。
大人のように娯楽や趣味嗜好でストレス発散できないので、自分の身体で解消しているのです。
人に当たらず自分自身で気分を落ち着けていると考えると、指しゃぶりも悪いことではないと思いませんか?
指しゃぶりはクセ! 理由がなくてもやります
指しゃぶりをするのはストレスを感じているときだけではありません。
特に理由がないけどなんとなくやることもあります。
指しゃぶりはストレス解消にもなるけど、無意識にやることもある。
ただのクセなので原因を探そうとしなくて大丈夫です。
- 指しゃぶり=愛情不足は間違い
- 指しゃぶりはただのクセ
- 指しゃぶりしていると気分が落ち着くのでストレス解消になる
- 特に理由はないのにやることもある
小学生の指しゃぶりをやめさせたい! 方法5つ
指しゃぶりの原因については深く考えすぎなくて大丈夫だとお伝えしました。
しかし、指しゃぶりは目立つ上、衛生的にも良くないし歯並びにも悪影響なのでしないに越したことはありません。
実際に小学生の時指しゃぶりをしていた私が、当時こうだったらスムーズにやめられたかもなと思う方法をお伝えします。
話を聞いて一緒に考える
指しゃぶりに深い意味はない場合がほとんどだと思いますが、もしかしたらその子なりの理由があるのかもしれません。
まずは本人に指しゃぶりをする理由を聞き、どうすればやめられそうか穏やかに聞いてみましょう。
指しゃぶりが良くないことだとわかっている場合は怒られると感じるかもしれないので、優しく聞くのがポイントです。
小学生なら真剣に話をすれば聞いてくれる年齢なので、指しゃぶりのデメリットを一度きちんと説明してみるのもおすすめです。
その際は嘘や脅しを入れずに事実を淡々と話すようにしましょう。
本人が納得してくれたほうが卒業も進めやすいですよ。
「歯並び悪くなったら笑顔が可愛くなくなるよ。これを治す場合は何年も矯正しないといけない」
って言われたらやめる気になってたと思う。
手を忙しくさせる
昼間も指しゃぶりをする場合、手持ち無沙汰が原因の可能性もあります。
手がヒマなのでなんとなく吸ってしまうんですよね。
この場合は手を使う遊びをさせたり他に興味を持たせたりすることで解決することがあります。
入眠時に安心できるグッズを買う
指しゃぶりをしていると落ち着いて眠くなってくるという子は、指しゃぶりなしだと落ち着かず眠れなくなる場合があります。
私の場合添い寝は卒業していたので、抱き枕があれば安心して寝られていたかもしれません。
添い寝をしている場合はお家の方と手をつなぐのもひとつの方法です。
\ 身体にフィット♪ 大人用もあります /歯医者さんに行く
小学生だとお家の方が真面目に話しても聞いてくれないこともあるかもしれません。
そんなときは歯医者さんで検診の予約を取って一緒に行き、指しゃぶりと歯並びについて相談してみるのもおすすめです。
歯科衛生士さんや歯医者さんに言われたほうが響く場合もありますよ。
無理やりはNG! 自然と卒業を待つ
何をどう試してもうまくいかない場合は本人の気持ちが追いつくのを待ちましょう。
小学生は悪知恵が働く年齢ですし、高学年だと反抗もしてくるかもしれません。
無理やり禁止しても隠れて指しゃぶりされます。
親子関係が悪化しては元も子もありません。
本人がやめたくないなら静観、やめたいけどやめられないなら最大限協力というスタンスでいいと思います。
まとめ:小学生の指しゃぶりの原因はクセ! ゆっくり卒業を促そう
小学生が突然指しゃぶりするようになったとしても大抵の場合深い理由はありません。
大きくなるにつれ指しゃぶりは良くないことだと気づき、自分から卒業してくれると思います。
早めにやめさせたい・本人がやめたいのにやめられなくて困っているという場合は紹介した方法がお役に立てば幸いです。
小幸しおりでした。