この記事では、夫の転職を私がどうやって支えたかをまとめました。
夫から「転職したい」って突然言われたら、あなたはどうしますか?
応援したい気持ちはあっても、やっぱり生活のことが気になってしまいますよね。
……実は、小幸家でも、つい最近夫のトキが転職しました。
- 夫トキ:会社員
- 妻とみ:専業主婦
- 子トト:未就園児
▼もっと詳しい自己紹介はこちら!

この記事ではそのときに私がどう支えたかをまとめています。
- 夫が転職したいと言い出した
- 夫に転職してほしい
目次:ClickでJump!
夫の転職前に│いざという時のために貯金しておこう
私は専業主婦ですが、小さい子どもがいるのに夫がいきなり働けなくなったらヤバイ! と思い、産後働いてお金を貯めました。
額は1か月の手取り分くらい。
当時は夜間授乳があったのにもかかわらず夜中3時くらいまで仕事していたので、けっこうキツかったです。
それだけ無理して働いた理由は、もしも夫が仕事を辞めたいって言ったときに夫の心配より先にお金の心配をしたくなかったからです。
……とはいえ、いきなり辞めると言われたらきっと生活のことが頭によぎってしまうでしょう。
なので、どんなときでも「いいよ」って言えるように先に臨時用の貯金をしました。
転職すれば年収が下がることもあります。
そんなときもこのお金があれば、ボーナスの代わりにするとか月々数万ずつ生活費の足しにするとかできるので、精神的に少し余裕が持てました。
きっと、自分の中でたくさん考えて考えて考えた上でそれでも辞めたいって相談してくれてるのだろうから、そんなときにお金の話をしたら余計苦しませてしまいますよね。
臨時用として手取りの1か月〜3か月分の貯金があれば少しは安心ですよ。
まとめ
無職になったとき・転職して給料が下がったときの補填など使いみちいろいろ!
夫に転職したいと言われたら│①まず話を聞こう
いつかのためにと思って貯めたお金でしたが、思ったより早くそのときは訪れました。
夫はずっと
と言っていたので、転職の話を出されたときはびっくりしましたが、まず話を聞きました。
迷っているようだったので、私に何ができるか考えてみました。
でも、特に思いつきませんでした。
一生懸命考えて、夫にかけてあげられたのは、「お金出すから飲みに行っておいで」という言葉くらいです。
- 信頼できる上司や同僚に相談する
- 飲んでストレス発散する
などで、少しは気がまぎれるかと思いました。
それでも考えが変わらなければ、一時的な考えではないのでしょう。
そのときは私も夫の転職を受け入れようと決めていました。
まとめ
ストレス発散してもらう
それでも意思が変わらなければ受け入れる
夫に転職したいと言われたら|②転職エージェントを紹介しよう
当初、夫は転職サイトを見て求人情報を探していました。
私自身でも情報収集をしてみたところ、転職エージェントが良さそうだという結論に行き着きました。
転職エージェントって?
転職エージェントは仕事を探している人と、働き手を探している会社をつないでくれるサービスです。
- 転職についての相談
- 求人の提案
- 履歴書・職務経歴書のチェック
- 面接対策
- 待遇についての質問
- 非公開求人の紹介
転職サイトは気になった求人があれば応募できるものの、ここまではしてくれませんよね。
その上、登録は無料です。
面談の必要がありますが、それだけで上記のサービスが受けられるので、登録しておいて損はないですよ。
夫の場合、面接練習を除けば足を運ぶのは初回だけで、後はメールや電話のやり取りで転職成功まで進みました。
リクルートエージェントがおすすめ!
夫の転職に際し、1番お世話になったのがリクルートエージェントです。
リクルートエージェントは非公開求人が多いので、まずはここに登録しておきましょう。
転職サイトを見ているだけでは応募できない求人の紹介をしてもらえます。
- 登録無料
- 求人数が多い
- 非公開求人がほとんど
- サイトが使いやすい
- 求職者の希望に沿う求人を紹介してくれる
- 実際に転職成功までこぎつけられた
まとめ
無料でプロのサービスが受けられる!
非公開求人がたくさんあるリクルートエージェントがおすすめ!
夫に転職したいと言われたら│③求人を一緒に見よう
いよいよ気になる求人を見つけたら、夫婦でチェックするのもいいですね。
夫はいい面だけに目がいきがちなので、私も一緒に見てダブルチェックしていましたよ。
- 年収
- 業務内容・業績
- 必要な能力・資格
- ワークライフバランス
- 通勤時間
- ボーナスの有無
- 退職金の有無
- 平均年齢・離職率
- 転勤の有無
- 口コミ
年収は1番気になる部分ですよね。
だいたいの企業が400万〜600万円というふうに幅をとって記載しているので、応募段階では詳しい年収は分かりません。
条件面接のときに、経験や資格を加味された上で通達されます。
- これからも発展していく業界か?
- 自分がやりたい仕事か?
を見ます。
これらに関しては、求人票に書いてある情報だけでは量れません。
ホームページや決算報告書などを見て判断してみましょう。
夫の場合は、少子化やAI化の影響で仕事が減りそうなところはなるべく候補から外していましたよ。
必要な能力を満たしていなければそもそも応募できません。
マネジメントスキル必須と書いていても、新人研修をしたことがあればOKという場合もあるので、気になった求人があれば確認してみましょう。
転職エージェントに登録していれば、そういう細かな待遇や条件についての質問が気軽にできるので便利ですよ。
- 月平均残業時間
- 有給消化率
- 年間休日数
などを見ます。
夫は、平日が休みだと子どもと過ごしづらくなるという理由で候補から外していましたよ。
有給の取りやすさや残業のしんどさなどは口コミも見て判断するといいですね。
残業が短くても通勤時間が長ければ、帰宅時間は遅くなります。
毎日だと負担になるので、チェックしておきましょう。
ボーナスはあって当たり前ではありません。
いろいろ求人を見ていると、ない会社も月々に上乗せして支給という会社もありました。
念のためチェックしておきましょう。
退職金制度と書いていても、退職金一時金ではなく、企業型確定拠出年金(企業型DC)として、運用していかなければならないことがあります。
そもそも制度自体がない会社もあります。
退職金はボーナスと違い、年収とは別にもらえるお金なので、必ずチェックしておきましょう。
ブラックかどうかの目安になります。
離職率が高すぎるところ・平均年齢が若すぎるところは念のため避けていました。
マイホームがあったり子どもがいたりすると、転勤は気になりますよね。
夫が選んだところは「転勤当面無し」と書いていたものの、入社して5〜6年経てば全国転勤でした。
▼マイホームなのに全国転勤!? ……そもそもなんで家買ったんだっけ?

求人票や会社のホームページだけだと判断しづらい部分がありますよね。
そんなとき、夫は口コミサイトを利用して、実際に働いていた人の情報も集めていました。
個人で感じ方はそれぞれですが、参考になる声も多いですよ。
夫に転職したいと言われたら│④面接練習に付き合おう
書類選考に通過したらいよいよ面接です。
私は夫の練習に付き合い、何度も面接官役をしました。
……とはいえ、私は専門的なアドバイスはできません。
指摘したのは、話が長くて要点が分からないとかそんなレベルです。
参考になるか分かりませんが、私が夫に面接練習で実際に指摘したポイントを書いておきます。
- 一文が長い
- 志望動機が浅い
- 質問内容と回答がずれている
- 回答が矛盾している
- 落ち着きがない
- 熱意がない
- 細かい言葉の間違い
初めて面接練習したとき、夫は考えながら話しているのか一文がだらだら長く、要点がこちらの頭に入ってきませんでした。
まずは、自己紹介や志望動機など、最低限予想される質問に対しての回答を文にまとめるといいですね。
私が記事を書くときにも気をつけていることなのですが、「一文に読点(、)は2つまで」を意識すると文を区切るタイミングが見えてきますよ。
ここを徹底的に意識しながらまずは文にまとめてもらい、もう一度面接すると、見違えるほど改善されていました。
ホームページに書いてあることをそのまま暗記したような志望動機は浅く感じられます。
ひとつでもいいから深い理由があるか、具体的なエピソードを混じえて述べられると印象に残りやすいと思います。
この業界の今後について聞いてるのに、この会社の今後についての回答になっているなど、回答がずれていると、質問した側としてはモヤッとします。
自分が話したいことを答えるのではなく、聞かれていることを答えられるよう意識したいところですね。
志望動機では介護に興味があると言っていたのに、この会社でやりたいことを聞くと子育て支援をしたいと言うと、どっちが本当にやりたいことなのか分かりません。
やりたいことはころころ変えず、一貫して主張しましょう。
姿勢をなおす・咳払い・目線が泳ぐなど何度もあれば気になります。
夫が一度面接に落ちたときに実際に企業から言われたことです。
「こういうことがやりたいと面接で言っていたが、その熱意が見えなかった」
この理由で落ちるのはもったいないですよね。
夫はその後、企業研究に努めて、より具体的な内容を熱意を持って答えられるよう努力していましたよ。
後は細かい言葉の間違いくらいです。
面接という場なので、なるべく正しい言葉遣いができるよう気づいたことがあれば指摘していました。
初めは、面接に落ちることもあった夫ですが、最後に受けた企業では
- 非常に誠実でまじめな印象
- 落ち着いた話しぶりで自身の主張もでき、筋道を立てて説明できる
- 自己研鑽にも意欲的
などと評されるまでに!
一次面接でほぼ採用の方向に決まったのだとか。
すごい!!
まとめ
客観的に見て引っかかるところだけ指摘すればOK
本格的な面接対策は転職エージェントにお願いしよう!
まとめ:夫に転職したいと言われたら、妻はなるべく寄り添って2人で乗り越えよう!
この記事では、夫に転職したいと言われたときに私が実際にやったことをまとめました。
一大イベントである転職活動。
それを私が少しでも支えられたなら嬉しい限りです。
ご主人の転職活動がうまくいくよう、心からお祈りしています。
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▼マイホームがあるのに全国転勤がある企業に決まった……。この家を買った理由を振り返ってみた
