我が子が社会に出るはじめの一歩となる幼稚園。
入園してから後悔しないためにも、園選びは大事です。
ーーこの記事では、幼稚園選び・幼稚園見学のポイントを紹介します。
- 幼稚園見学に行く予定がある
- 何を基準に園選びをしたらいいか分からない
- 実際に見学に行ってきた人の体験談が読みたい
目次:ClickでJump!
幼稚園選び・幼稚園見学のポイント①│見学に行く前に
まず始めに、幼稚園見学に行く前にやっておきたいことをお伝えします。
家庭の方針を明確に
幼稚園によって、お勉強多めだったり外遊び中心だったりとその特色はさまざまです。
そのため幼稚園で何を学んでほしいのか、我が家の子育ての方針を再確認しておきましょう。
はっきり決まっていなければ、見学後にゆっくり比較検討してもOKです。
事前に電話予約
幼稚園見学は事前に電話予約が基本です。
見学日が設定されている園でも、都合が合わなければ個別に対応してもらえますよ。
また、見学の際の持ち物や駐車場の有無なども一緒に確認しておきましょう。
- 家庭の方針を再確認しておく
- 電話で見学日を予約
- 持ち物や駐車場の有無も確認
幼稚園選び・幼稚園見学のポイント②│見学時のチェックポイント
それでは、幼稚園見学で抑えておきたいポイントを挙げていきます。
基本情報・方針
少子化が進んでいるからこそ、人気の園に集中しやすい傾向があります。
私が見学に行った中でも、毎年抽選の園と定員割れを起こしている園とで分かれていました。
幼稚園ともなれば、基本的に1学級1担任です。
年少だけ副担任がついたり加配の先生がついたりする園もありますので、不安なら確認しておきましょう。
令和元年10月1日より、3〜5歳児の幼稚園・保育所利用料が無料になる幼保無償化が始まっています。
無償化の内容については、通う予定の幼稚園が子ども・子育て支援新制度に移行しているかどうかによっても変わってきます。
また、給食費・送迎費(園バス利用料)・行事費・後援会費・教材費などは無償とはなりません。
見学のときに新制度に移行しているかどうかや実際の負担額などを質問しておくといいですね。
幼保無償化のよくある質問/内閣府
給食の場合でも、お弁当日が設定されている幼稚園もあります。
給食費・自園調理かどうか・アレルギーへの対応が可能か・お弁当日の有無を確認しておきましょう。
実際に見学したところ、9:00〜14:00を保育時間としている幼稚園が多数でした。
延長保育は園により時間も料金もさまざまなので確認しておきたいポイントです。
自宅近くの停留所と料金を確認しておきましょう。
入園前の手作り用品に苦労するお母さんもいるので、苦手な人は聞いておいたほうがいいでしょう。
私が見学に行った園では私立が多めで、公立が少なめの傾向でした。
役員になりたくなくても、在園中一度は当たってしまう可能性もあります。
役員がする仕事の内容や幼稚園に行く頻度を念のため確認しておきましょう。
1番大切にしていることを質問してみると「子どもの笑顔」「人とのかかわり」を挙げた園と、「音楽・絵画・英語」と返ってきた園がありました。
後者の園は自宅での練習もあるほど熱心でしたが、私の子育て方針とは合わないのでナシに。
幼稚園の方針に共感できるかどうかは大事ですよね。
体操・音楽・英会話などの授業から、保育参観や園外保育、運動会やお遊戯会の行事まで。
中には近隣の小学校と連携していたり地域のお祭りなどに参加していたりと地域密着型の園もあります。
こちらも幼稚園によって特色が出やすい部分なので、自分の子育ての方針と合うか考えてみるといいですね。
先生・子どもの雰囲気
現場の先生の雰囲気ももちろん大事ですが、私は特に園長先生がどんな人かを重視していました。
ーー子どもたちからよく声をかけられている園長先生もいれば、基本的に不在だという園もありました。
相談しやすい園長先生のほうが万一のトラブル時でも安心ですよね。
授業風景を見学できるなら、先生の子どもへの声かけのしかたも要チェックポイントです。
給食を食べるのが遅い子を無視して授業を始めていたり、列が少し乱れただけできつく注意していたりする園は悪印象でした。
在園児は我が子の先輩です。
子どもたちの様子から、我が子にどんな園生活を送ってもらいたいのか見えてくるかもしれませんね。
施設の充実度・周辺環境
幼稚園の場所は住宅街なのか、交通量の多い大通りなのか、周辺環境も確認しておきましょう。
人気がなさすぎるのも心配です。
外遊びを重視したいなら園庭の広さや遊具もチェックポイントです。
園庭開放を実施している日に、子どもと遊びに行ってみてもいいですね。
幼稚園の広さやきれいさは、私立のほうが有利です。
できれば幼児が使うトイレも見せてもらい、便器の大きさ・洋式か和式か・男児用小便器があるかどうかも確認しておくと良いでしょう。
イベントのときには、子どもは園バスでも保護者は自分の足で向かわなければなりません。
イベント時の駐車スペースがなければ公共交通機関で行くことになります。
入園募集・受付について
人気があり激戦と化している幼稚園もあるため、例年の応募状況や一般の募集枠を確認しておきましょう。
定員が多くても、プレ枠・保育園からの持ち上がり組・兄弟枠などで大半がすでに決まっている園もあります。
人数が超過した場合は、先着順・抽選・面接や試験で合否を決めるなど、園によってさまざまです。
私が見学に行った幼稚園では、どこも面談もしくは面接がありました。
面談はその子の性格や家庭での様子を知るために行われるのに対し、面接は適合性を判定するために行われることが多いです。
かんたんな試験がある場合もありますよ。
- 幼保無償化でも対象外になる費用もあるため、実際の負担額を聞いておく
- 幼稚園の方針に共感できるかどうか確認
- 先生や子どもの雰囲気もチェック
- 幼稚園の周辺環境や送迎ルートは安全かどうか確認
- 先着順で採る園だと夜中から並ぶことも?
まとめ:見学で見聞きしたことを参考にじっくり幼稚園選びをしよう
今回紹介したポイントの中には、幼稚園のホームページや募集要項に記載されているものもあります。
見学の時間は限られていますので、なるべく事前に下調べをして、それでも分からないことのみ質問するようにしましょう。
もらった回答をメモしておくと、あとでそれぞれの園を比較検討する良い判断材料となりますよ。
良い先生や園との巡り合わせがあることを心より願っております。
小幸とみ(@koyuki_tomi)でした。
2年保育? 3年保育? 我が家は2年保育を選びました。
絆創膏で指しゃぶりをなおせる?【体験談】