ゆるくチャレンジしてみたことはあるものの、なかなかうまくいかず後回しにしていたトイレトレーニング。
ついに覚悟を決めて、4歳4か月で本格的にトイトレをしました。
結論から言えば4日めに初めてトイレですることに成功しましたが、かなり苦労したので我が家のトイトレ体験談をまとめてみます。
- 4歳児のトイトレ体験談を読みたい
- 発達がゆっくりめな子どもがいる
- お漏らしで家を汚されるのがイヤ
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【4歳児トイトレ体験談】決行日までの準備
トイトレは掃除や洗濯が増えますし、長期化すると精神的にもかなり負担がかかります。
なかなか気が進まず後回しにしていた私も入園を機に本格的に取り組むことを決意。
なるべく負担を最小限にするためにもまずは入念に準備しました。
日を決める
入園したら刺激されて自分からパンツにしたいと言い出すのではと期待していたのですが、全くそんなことはなくきちんとトイトレすることに。
決行日は気候が良く夫が家にいるゴールデンウィークに決めました。
6層パンツや濡れた感じがするオムツなど漏れないものは効果がなかったので、トイトレ期間中は1日中パンツで過ごしてもらうことに。
いつ漏らしてもいいように子を連れて外出する予定は入れませんでした。
アイテムをそろえる
決行日までにトイトレに必要なグッズを調べて買いそろえました。
補助便座と踏み台は必須。
あとは親の負担軽減や子のモチベーションアップにつながるものを買いました。
お漏らし覚悟で本格的に取り組むのなら、初めからふつうのパンツでトイトレを進めるのもアリです。
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部屋を整える
トイトレグッズではないのですが、個人的に私が買ってよかったのは大判のジョイントマット。
冷え性なのでフローリングはきつい、でもラグを敷いたら漏らされたときの掃除が大変……
ということで、リビングに大判のジョイントマットを敷き詰めることに。
掃除が面倒なほど汚されたらそのマスごと捨てればいいし、以前より部屋が広く見えてトイトレが終わった今でもそのまま使っています。
ソファは撤去し、座椅子とビーズクッションはゴミ袋を切り貼りして覆い防水仕様にしました。
防水・防音・キズ防止にも! カラーが選べる大判ジョイントマット
- なるべく負担の少ない日程を組む
- トイトレグッズをそろえる
- ↑最低限補助便座と踏み台があればOK
- 部屋を片付けたり防水仕様にしたりして決行日に備える
【4歳児トイトレ体験談】あきらめかけたけど4日めに初成功!
入念に準備をし、覚悟も決め、いよいよ決戦日であるゴールデンウィークを迎えました。
前日が午前保育だったため、半日前倒しで帰宅後からパンツで過ごしてもらうことに。
トイトレ1日め
園ではオムツで過ごし、お昼12時に帰ってきてからパンツに。
ーーところがこの日は全く出ず。
声かけもしているし、ご飯の前後・お風呂の前・寝る前と都度トイレにも連れていったのに、お漏らし含めて一度も出なかったのです。
園ではオムツにしたのだろうと思いますが、それにしても少ないですよね。
まずは日中のオムツはずしからということで夜はオムツに履き替えて寝かしつけました。
オムツになるのを待っていたのかと思い、寝た直後に見てみてもやはり濡れておらず。
夜中に泣いて起き、お茶を飲ませたときに確認してみると大量におしっこをしていました。
トイトレ2日め
朝起きてトイレに連れて行ってからすぐにパンツ。
声かけし、2時間おきにトイレに連れて行くもなかなか出ません。
しかしトイレから出た直後にお漏らし。
ーー以前にゆるくトイレトレーニングをしたときは6層パンツを使っていました。
6層だと1回分のおしっこなら漏れずに吸収してくれて頼もしかったのですが、本人も気にせず。
5月でも1日では乾かず大量に枚数が必要な上に高い。
本気でトイトレするなら漏れるのは覚悟しなければなと思い、3層パンツでトイトレしました。
3層だと全部は吸収できず漏れ、足をつたって床にしたたり落ちます。
パンツもズボンもビチャビチャなのはさすがに気持ち悪いようで漏らすたび声を上げていました。
ーーそれでも。
出た直後に「これがおしっこだよ」と教えても、発達がゆっくりめなのもあってなかなか理解してもらえず苦労しました。
ーーこの日はすべてお漏らしでしたが、おしっこが出たのは3回。
どうやら漏らすのもトイレでするのもイヤなようで、パンツだとガマンしてしまうようです……。
早々と心が折れそうになる2日めでした。
トイトレ3日め
この日もトイレに連れては行くもののタイミングが合わず失敗ばかり。
服も身体も濡れるし足元に水溜まりができるので、漏らすと「きゃーー!!!」と叫んでいました。
漏らすのは気持ち悪くて不快だとわかってるようですが、だからといって出る前に教えてくれることはなく。
絶対にオムツじゃないとイヤ! というよりかは、パンツは漏らすと気持ち悪いからイヤというふうに感じました。
息子の性格上、一度トイレで成功して感覚がつかめたら後はスムーズだと思うのですが、その1回が果てしなく遠い。
「出そうになったら教えてね」と声かけしたり、トイトレ動画を一緒に観たり、親が実演したりしてみても手応えはありません。
トイレには素直に行くものの便座にちょこんと座ると
と、踏ん張ってみる姿勢はゼロ。
まずはトイレに行きたくなるように
「出なくても行けたら普通のシール、成功したら金ピカシール」
というルールにしていたため、行ったからOKと思っているようでした。
トイトレ4日め
この日も何度も声かけしては連れていくものの、トイレではできずお漏らしばかり。
声かけしても会話が噛み合わず、そもそも理解できていないのでは、この状態でトイトレやってもムダなのではと投げ出したくなりました。
比べてはいけないけれど、2歳で外れている子もいるのにと泣きたくなります。
何かひとつでも手応えがあれば頑張れるのですが、出口の見えない真っ暗なトンネルにいるように感じ絶望しました。
ーーその夜。
夕食後、初めて息子が自分から意思表示をしてくれたのです。
急いでトイレに連れて行くと、初めてトイレでうんちをすることに成功!
大げさに喜び、拍手し、小躍りして褒めると息子も嬉しそう。
約束どおり金ピカシールを貼りました。
ーーようやく1歩。
さっきまで黒い気持ちが渦巻いていたのが嘘みたいに晴れやかな気持ちで4日めを終えることができました。
トイトレ5日め
起床時にモジモジしていたため急いでトイレに連れていくとおしっこ成功!
夜はオムツを履かせていましたが、確認してみても濡れていませんでした。
この日は何度も自分から
と言ってくれました。
その度に連れていくものの、結局出ず不発となることも多かったです。
お昼前に夫に子どもを任せ、私だけ買い物に出かけるとその間におしっこのお漏らしをしたようでした。
お昼からはなかなか出ず、夕飯後に「でそう」。
トイレでしばらく踏ん張り、
とあきらめかけたときにうんちに成功!
お風呂前にもまた「でそう」。
トイレに座らせるとすぐにおしっこをしていました。
この日は3/4の確率で成功です。
- 1日め→半日パンツで過ごすが、お漏らし含めて一度も出ない
- 2日め→2時間おきにトイレに連れて行くも直後にお漏らし
- 3日め→漏らすと気持ち悪いようで叫ぶが、出る前のアクションはなし
- 4日め→声かけしても理解しているようすがまるでなく絶望。あきらめかけたときに「でそう」といいうんち初成功!
- 5日め→朝イチおしっこ初成功! 一度漏らすもあとは全部トイレででき、3/4の確率で成功
【4歳児トイトレ体験談】一度成功した後は……
感覚がつかめたら後はスムーズだと最初に予想していたとおり、一度成功した後は基本トイレでするように。
お漏らしすることも大変だったこともあるので、成功した後の後日談も書き出してみます。
慣れるまでは不発が多い
自ら「でそう」と言ってくれるようになったのはとても喜ばしいことなのですが、最初のうちはとにかく不発が多かったです。
トイレでの成功を1とすると不発は3。
本人の希望やタイミング見ての声かけなどで1日20回くらいトイレに連れて行き、およそ1/4の確率で成功するという感じでしたね。
特に便意は難しいようで、踏ん張ってみても結局出なかったりオナラだけだったりが多かったです。
本人も頑張ってるし、せっかく踏み出せた1歩をムダにしたくないため毎回付き合っていましたが、少し大変だったのも事実です。
大変ではありますが、たとえ不発でも本人がトイレに行きたそうにしていれば広い心で付き合ってあげるのが重要だと思います。
「トイレに座れたらシール」にしていた我が家は、シールの減りが早すぎてのちにスタンプ制に変えました。
台紙は手作りし、スタンプは100均のキャラもの3連スタンプにしたら子どもも大喜びでしたよ。
おしっこの回数が少ない
トイトレを始めて10日ほどはおしっこの回数が極端に少なかったです。
最低で1日3回。
お漏らし含めてもこの回数で、一度やめたほうがいいのかと悩むほどでした。
慣れてくると1日9回前後出ていたので、やはり最初はガマンしていたのだと思います。
膀胱炎や心因性頻尿になる場合もあるので、トイトレがストレスでしかないなら一度やめてみるのも選択肢です。
初めうんち、慣れてくるとおしっこの失敗が多い
初めのころはうんちの失敗がたまにありました。
と言っても大量のお漏らしはなく、オナラと間違えて出しちゃったのかな? と思う程度の少量が多かったです。
腸炎のときに間に合わず……ということもありました。
慣れてくると今度はおしっこの失敗がちょくちょく出てくるように。
遊びに夢中になっていてギリギリでかけこもうとするけど、ズボンを下ろすのにもたついてちびっちゃうという感じでしたね。
オムツ卒業のコツ
全体として失敗の回数は少なく、トイトレをスタートしてから一度もオムツに戻すことなくパンツに移行できました。
以前6層パンツでトイトレしてみたことはあるのですが、そのときは全く進展しませんでした。
どうやらおまたが濡れることなんて本人は慣れっこなようですね。
尿が足をつたう&服ベチャベチャは別次元の不快さみたいで、3層パンツにしてみると漏らしたくないという気持ちが出てきたようでした。
私もあきらめかけたときにふいに成功したので確実なコツはわかりません。
強いていえば、オムツ卒業を本気で目指すなら、汚れるの覚悟で漏らしてもらうのが近道だと感じました。
いつトイレで成功するかは本人次第。
成功したときは大げさに褒めたたえまくり、次も頑張ろうかなという気持ちにさせるのが大事です。
本人の意思と関係なく出てしまう夜間はしばらくオムツでもいいと思いますよ。
我が家も夜間はしばらくオムツにしていましたが、朝見ても濡れていないので終日パンツに。
今(6歳)に至るまで一度も外出先や夜間の失敗をしたことがありません。
これは4歳という遅めスタートでトイトレをしたメリットかなと思いました。
ーー初めはギリギリの爆発寸前でしかトイレでおしっこしてくれませんでした。
でも次第に、出かける前や寝る前など「まだ限界じゃないけど行っておくトイレ」でもおしっこができるようになりましたよ。
- 慣れるまでは不発が多く、付き合うのが大変
- おしっこの回数が少なく心配になることも
- 初めはうんち、慣れるとおしっこの失敗がたまにある
- 全体として失敗は少なく夜間も含めて無事オムツ卒業!
- 本人次第だが、漏らして不快な思いをさせるとオムツはずれは早いかも
まとめ:覚悟を決めて4歳で本格的にトイトレしたら4日で成功。そのままオムツ卒業!
私の場合、4歳4か月で覚悟を決めて本格的なトイトレに取り組み、無事オムツを卒業できました。
でも、これはあくまで我が家のケース。
トイトレには周りの環境や時間的な余裕、本人の準備ができているかなどいろんな要素が絡んできます。
焦る気持ちはすごくよく分かりますが、どうか、うまくいかなくても自分を責めないでくださいね。
小幸しおり(@_k_shiori)でした。防水・防音・キズ防止にも! カラーが選べる大判ジョイントマット
最低限必要なのは補助便座と踏み台だけ! まずはトイトレグッズをそろえよう
トイトレは遅くてもメリットがある? 4歳までトイトレをやらなかった理由