2020年度に小学校でプログラミング教育が必修化されました。
プログラミングにはタイピングが必須です。
息子が興味を持ったのをきっかけに、あれこれとタイピングゲームを探してはやってもらいました。
ーー結果からいうと、続いたのはココアの桃太郎たいぴんぐのみ。
小学1年生でやり始めて、ホームポジションを習得、さらにはブラインドタッチができるまでになりました。
ーーこの記事では、息子が初めてのタイピングにココアの桃太郎たいぴんぐを選んだ理由とタイピングを1年続けた結果を紹介します。
- 初めてタイピングに挑戦する
- 低年齢児でもできるタイピングゲームを知りたい
- ホームポジションを習得したい
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初めてのタイピングに! 小学1年生がココアの桃太郎たいぴんぐを選んだ理由
息子は小学1年生(6歳)でココアの桃太郎たいぴんぐをやり始めました。
何か習いごとをしていたわけでもなければ、特に知能が高いわけでもありません。
小学3年生ごろからを推奨とされているタイピングを小学1年生で始めた理由は、単純に興味があったからです。
小1でタイピングデビューした理由
息子は5歳のころに、YouTubeでAlphabet Loreにハマりました。
その影響ですぐにアルファベットの読み書きができるように。
仕事に行っている夫に私が携帯でメッセージを送っているのを見て、息子もやりたがりました。
ローマ字はまだ覚えていませんでしたが、アルファベットは読めたので
というやり取りをしながらローマ字入力を頑張っていました。
ーーアルファベットが読めてローマ字入力をしたがる。もしかしたらタイピングにもハマるかも?
プログラミング教育が必修化された今、タイピングを覚えて損はないと思い挑戦してみることにしました。
小柄なためキーに指が届くか心配だったものの、キーボードを与えてみると英字キーなら打てそうでした。
ココアの桃太郎たいぴんぐを選んだ理由
初めてのタイピングに選んだのは、ココアの桃太郎たいぴんぐ 。
ハチマキを巻いている茶色い犬がこのゲームの主人公です。
ーー実は他にもタイピングゲームを試したのですが、続いたのはこれだけ。
数ある中で息子がココアの桃太郎たいぴんぐを気に入った理由を挙げてみます。
ココアの桃太郎たいぴんぐはWebブラウザ上で遊べるHTML5ゲームです。
アプリをインストールする必要はなく、広告もありません。
広告を見ないと進めないゲームは不評だったので、広告がないのは大きな魅力でした。
ココアの桃太郎たいぴんぐにある「たいぴんぐ道場」では遊び方を学べると同時に、ホームポジションも学べます。
いきなりホームポジションの練習と聞くと難しく感じますが、初めに出てくるのは「J」一文字だけ。
人差し指打ちでも大丈夫。連打してるうちに終わります。
全部で50レッスンあり、最初の10レッスンが無料。
先に進みたい場合は500デビー(税込550円)かかります。
完全無料ではありませんが、ドリル1冊分だと考えれば高い金額ではないと思います。
ココアの桃太郎たいぴんぐはRPGです。
ストーリーがあり、仲間を増やしてレベル上げをしながら敵を倒していきます。
息子はレベル上げが好きなのでRPG形式のこのゲームはぴったりでした。
クリア後もレベル上げに励み、全キャラのレベルMAXを達成しました。
味方はゆるっとかわいく、敵もお菓子の妖怪で憎めないキャラになっています。
ストーリーもほのぼのする感じで怖い演出はありません。
低年齢でも安心して遊べるゲームです。
ココアの桃太郎たいぴんぐは6つのエリアに分かれていて各3話。
それほど長くはないのでやり込めばすぐにクリアできちゃいます。
息子はクリア後も全キャラのレベルMAX&全ステージ評価Sまでやり切っていました。
その後も対戦モードのランキング上位に入ることを目指して毎日プレイ。
タイピングは継続が大事なので、楽しんで続けられる要素があったのはよかったです。
他のタイピングゲームが続かなかった理由
いろんなタイピングゲームを試してみましたが、飽きたり難しかったりで続いたのはココアの桃太郎たいぴんぐだけでした。
どのゲームがどんな理由で続かなかったのかも書いてみます。
寿司打 は回転寿司のお皿が流れてしまう前にタイピングするゲームです。
速さが求められるので息子は焦ってしまって続きませんでした。
タイピングゲームで調べているとよく目にするので人気ゲームだと思いますが、初心者向きではないかもしれません。
Typing Land は無料アプリにもかかわらず、広告がありません。
RPG要素はないものの、ミニゲームの種類が多く子どもの食いつきはよかったです。
最初はカンタンですが、難易度が上がるにつれ正確性や速さなどステージクリアの条件も厳しくなっていきます。
ノーミスかつ速くクリアすることで手に入る王冠がなかなかやっかい。
これを集めないと解放されないステージがあり、ノーミスでも速さが足りなければアウト。
息子はなかなか集められず、途中でイヤになって辞めてしまいました。
もう少し条件がゆるかったらなとは思いますが、低年齢向けに作られていて広告もなく良アプリです。
息子は英字キー以外は指が届きにくいので、もう少し手が大きくなってからまた挑戦させてみたいと思います。
タイピンガーZ はストーリーを進めながらホームポジションからタイピングを覚えられます。
初めに好きな味方モンスターを1体選び、レベル上げができるのでRPG要素があります。
家族や友だちと対戦できる「対人対戦」があるのも魅力。力量差があってもハンデである程度調節できます。
ーーただ、ストーリーの内容が低年齢向けではないかなぁという印象。
読み上げるのにためらうような言葉が使われていたりするので、中高生以上向けかもしれません。
こちらもどんどん難しくなるので最後までクリアはできず、結局辞めてしまいました。
タイピングゲームは大人向けのものも多く、低年齢向けかつ息子が気に入りそうなものはごくわずか。
今回紹介したタイピングゲームだと、個人的には以下の方におすすめだと感じました。
- ココアの桃太郎たいぴんぐ 未就学児〜小学校低学年
- Typing Land 小学校中学年〜高学年
- タイピンガーZ 中高生以上
- 寿司打 ブラインドタッチを習得してから
ココアの桃太郎たいぴんぐは英字キーのみでクリアでき、対戦モードでは息子でもランキング上位に入れたので難易度としては1番やさしいと思います。
タイピングは継続が命。
いろいろ試してみて無理なく楽しく続けられるものを見つけるのが1番ですね。
- ココアの桃太郎たいぴんぐはRPG要素があり、息子の好みだった
- 難易度もやさしめでホームポジションから覚えられ、初めてのタイピングにぴったり
- 他のタイピングゲームも試してみたが続かなかった
- いろいろ試して続けられそうなものを見つけよう
小学1年生がココアの桃太郎たいぴんぐを1年続けた結果
ココアの桃太郎たいぴんぐを始めておよそ1年。
当初はキーボードを見ながら人差し指で打っていた息子もずいぶん上達しました。
月別ランキングで1位になれた
ストーリーは早々にクリアしたものの、その後も全キャラレベルMAX&全ステージ評価Sを目指してプレイ。
対戦モードでは1日7回まで対戦できるので、毎日プレイしランキング上位を目指しました。
実際に月別ランキングで1位を取ることもでき、これが継続の励みになっていたようです。
ホームポジションとブラインドタッチが身についた
毎日やるうちにタイピングスピードは上がり、ホームポジションはもちろんブラインドタッチもできるように。
メッセージアプリでメッセージを打つときもキーボードを使用するようになりました。
ブラインドタッチができるのは英字キーのみですが、今の年齢では十分だと考えています。
タイピング検定8級を取得した
ココアの桃太郎たいぴんぐを始めて半年経ったころにタイピング技能検定8級を受け、見事一発合格しました。
受験自体は無料でしたがせっかくなので有料の合格証を発行してもらいました。
タイピング検定8級は小3修了相当なので、小1で合格できたことで自信につながりました。
7級からは有料ですが、タイミングをみて受験させてみたいと思っています。
- ココアの桃太郎たいぴんぐでランキング1位を獲れた
- ホームポジションとブラインドタッチが身についた
- タイピング技能検定8級を取得した
- タイピングが好きになり自信がついた
初めてのタイピングで準備したもの
息子のタイピングデビューにあたり、準備したものを紹介します。
今回紹介したサイトやアプリは全部スマホからでもアクセスできます。PCは使いませんでした。
我が家の場合はもともとiPadとWi-Fiがあったのでそちらを利用しました。
スマホやタブレットでタイピング練習したい場合は別でキーボードを用意する必要があります。
ちなみに、ココアの桃太郎たいぴんぐは画面上に表示されるキーボードをタップすることでも入力はできます。
が、タイピングの習得を目的とするならキーボードに慣れさせたいところ。
私はiCleverのワイヤレスキーボード を用意しました。
ーー実はこれ元々自分用に持っていて、このブログを書くのにも使っています。
2年ほど使っていて満足していることから息子にも同じキーボードを用意しました。
テンキーがあり、Bluetoothで3台まで接続できる点が気に入っています。
キーボードに比べると優先度は低いですが、便利だったのがローマ字入力表がついている下敷き です。
息子の場合はメッセージのやり取りをしたがるので買いました。
ローマ字はまだきちんと理解していませんが、この表を見ながら頑張って自分で打っています。
下敷きとしても使えるので普段の勉強にも使えて便利です。
ココアの桃太郎たいぴんぐのたいぴんぐ道場を解放するのに必要なお金は550円(500デビー)。
他にも課金要素はありますが、ホームポジション習得のためにこれだけ課金すればあとは課金しなくても大丈夫です。
支払い方法は下記の7通り。
- amazon pay
- ソフトバンクまとめて支払い
- YAHOO! ウォレット
- ドコモ払い
- LINE Pay
- WebMoney
- BitCash
iTunesカードやGoogle Playカードは使えないので注意が必要です。
- PC不要! スマホやタブレットでも練習できる
- キーボードは必須
- ココアの桃太郎たいぴんぐで練習するなら550円かかるがたいぴんぐ道場がおすすめ
初めてのタイピングまとめ:小学校低学年にはココアの桃太郎たいぴんぐがおすすめ
ココアの桃太郎たいぴんぐはほんわかする世界観と難しすぎない難易度で低年齢児におすすめです。
息子は小学1年生でタイピングを始め、1年続けた結果、ホームポジションやブラインドタッチが身につけられました。
タイピングは継続が命。
無理なく楽しく続けられるタイピングゲームが見つかるといいですね。
\ 3台接続可能! テンキーつきのワイヤレスキーボード /