家を売ることを考えても、初めてだと次にどうしたらいいか分からないですよね。
それに、1社だけにお願いすると、相場より低く見積もられていても気づきません。
そんなとき便利なのが不動産売却一括査定サイトです。
この記事では、私が不動産売却一括査定サイト『イエイ』を利用したときの体験談をお話しします。
- 家を売りたい
- 家を貸したい
- 不動産売却一括査定サイトの利用体験談を読みたい
目次:ClickでJump!
不動産売却一括査定サイトイエイを利用してみた
マイホームを買ったはいいものの、手放すかもしれなくなった我が家。
まだ売るとハッキリ決めたわけではないですが、査定結果を見てからどうするか検討したいと思い、今回イエイを利用しました。
そもそもイエイって?
イエイは、不動産・家・マンションの売却一括査定サイトです。
イエイには次の特長があります。
- 利用・運営・取引実績がある
- カンタン一括査定
- イエローカード制度により悪徳業者排除
- サポートが充実している
イエイは
- 400万人以上の利用実績
- 10年以上の運営実績
- 1,000社以上との取引実績
があります。
……実は、私は今回初めてイエイの名前を知りました。
でも、こんなふうにしっかりした実績があると分かれば安心して査定に臨めました。
イエイでは、1,000社以上の登録会社の中から最大6社までを選んで最短60秒で査定結果を比較することができます。
1社1社回って査定をお願いするのは骨が折れますので、自宅にいながらにして査定結果を比較できるのは画期的ですよね。
イエイには、イエローカード制度があり、悪徳業者の排除に徹底的に取り組んでいます。
イエイは、査定したらハイ終わりというわけではありません。
その後のサポートも充実しています。
特にいいなと思ったのが、お断り代行サービス。
断るのが苦手だったり他の会社に決めてしまったりなどで、断りづらいときにイエイが代わりに不動産会社へ連絡してくれます。
さらに、イエイに登録している不動産会社じゃなくてもOKなので安心ですよね。
営業電話が苦手なときは
イエイで実際に査定を依頼した結果分かったことは、こちらの要望をきちんと尊重してくれるということです。
私は、要望欄に「電話は出れません。メールのみの対応でお願いします。」と書いた上で査定の申し込みをしました。
実際に家まできてもらう訪問査定をしましたが、電話は1回もかかってきませんでしたよ。
電話が苦手な人は必ず要望欄に記載しておきましょう。
もしも、要望に書いたにもかかわらず、電話をかけてくる業者がいたなら。
そんなところに大事なマイホームの売却は任せられないので、容赦なく候補から外してしまえばいいのです。
しつこい業者がいればお断り代行サービスを使ってサクッとお断りしてしまいましょう。
私が書いた要望は他に、「(査定依頼をしたことを)近所の人にバレたくない」ということ。
これに関しては、
- 営業車を家の前に停めない
- 玄関口で会社名を告げない
などで配慮してもらえましたよ。
まとめ
カンタンに複数社の査定が可能
イエローカード制度により悪徳業者排除
断るのが苦手な人はお断り代行サービスを使おう
要望はしっかり聞いてくれる
実際査定ってどんなことやるの?
査定の種類
査定には、机上査定と訪問査定があります。
実際に家には来ず、物件の情報や相場だけで査定する方法です。
家に来ないので楽ではありますが、簡易的な査定ですので査定結果もおおよそとなります。
その名の通り、実際に家を見てもらって査定する方法です。
物件の情報や相場に加え、室内の状態や現地の状況も加味されるので、こちらのほうがより正確です。
訪問査定の流れ
- イエイで査定依頼をする
- 確認の連絡がくる
- 訪問希望日時を決める
- 会社が訪問してくる
- 室内を見て回る
- 書類を確認する
- 詳しい話を聞く
- 査定結果が出る
まず、イエイで一括査定の申し込みをします。
要望がある人は忘れずに記載しておきましょう。
査定依頼をすると、その物件を取り扱うことができる会社から、物件情報などに間違いがないか確認の連絡がきます。
私の場合はメールでしたが、特に要望してない場合は電話だと思います。
訪問希望日時の調整をします。
当日かかる時間は1時間程度。
基本的に全室見られるので、ある程度の掃除は必要です。
ただし、物置きにしてるなど掃除するのがとても大変な場合はそのままでかまいません。
当日になれば不動産会社が自宅に訪問してきます。
私は「近隣バレしたくない」の要望を選んでいましたので、営業車を自宅前に停められるなんてことはありませんでしたよ。
一通り内覧があります。
もしも自慢できるポイントがあるのなら一緒にアピールしてみるといいと思います。
次に、書類を確認します。
我が家が提出を求められたのは以下。
- 本人確認書類
- 住宅ローンの返済計画書
- 間取りが分かる図面
- 不動産契約書
内覧と書類の確認が終われば、詳しい話を聞きます。
具体的には、近隣相場やおおよその査定額の話でした。
不安や疑問に思っていることがあれば遠慮なく質問しましょう。
その日に出るかと思ったのですが、査定結果はまた後日とのことでした。
私はメールのみでの対応をお願いしていたので、査定結果もメールで届きましたよ。
まとめ
用意できる書類は用意しよう
全室見られるので軽く掃除しておこう
家を売る場合はどうなる?
売却でかかるお金
まずは、家を売る場合にかかるお金から見ていきましょう。
- 仲介手数料
- 登記費用
- 一括返済手数料
家を売るのを手伝ってくれた会社に払うお金です。
2000万円×0.03+6万円=66万円(仲介手数料)
66万円×0.08=5万2,800円(消費税)
66万円+5万2,800円=71万2,800円
上限があるので、この式より高くなることはありません。
専任媒介にすることによって仲介手数料が半額になる会社もありますよ。
司法書士に登記をお願いする費用です。
不動産の所有者が自分から売った相手にうつるので、その権利を証明します。
登記費用の目安は3万円〜4万円程度です。
家を売ると、担保である家の所有権がなくなるので、住宅ローンは一括返済しなければなりません。
一括返済するにも手数料がかかります。
金融機関によって違いますが、1万円〜3万円が目安です。
売却相場
マイホームを売るとなると、どうしても買ったときの価格を下回ることが多いです。
我が家へ訪問査定に来た会社は、
- 過去に近隣のおうちがいくらくらいで売れたのか
- 築年数
をメインで見ている感じでした。
我が家は長期優良住宅だったり太陽光発電がついていたりするので、ふつうのおうちより高めなのかな? と期待しましたが、大幅な上乗せはなし。
多少の上乗せはあるようですが、やっぱり1番大事なのは場所のようですね。
ただし、2,000万円という査定額が出たからといって、2,000万円以下でしか売れないわけではありません。
値下げ交渉が入ることを見越して、少し高めの2,200万円で募集を開始してみることも可能です。
売却のメリット・デメリット
ここでは、私が感じた貸すときと比べた場合のメリット・デメリットを書いておきます。
- 現状渡しでOK
- 居住中でOK
- 一気に終わる
家を売るときは、売却相手が見つかるまで住み続けることも可能です。
また、リフォームなどは基本的に買った人がするので、汚れた場所があっても現状渡しでかまいません。
- 売却損が出やすい
- 内覧の対応が大変
- 値引き交渉がある
場所が良くないと、売却損は出てしまうことが多いようです。
その場合は一括返済になるので、自己資金から300万円〜500万円持ち出すことになる場合も。
また、居住中の場合は、内覧の希望がある度にできるだけ時間を合わせて対応しなければならないのも大変だなと感じました。
まとめ
売却損が出やすい
場所が大事
買い手を見つけてから引っ越しでもOK
家を貸す場合はどうなる?
賃貸でかかるお金
家を貸すという選択肢もあります。
貸す場合も、たいていは不動産会社を挟みますので、管理手数料が発生します。
- 管理手数料
- 借り換え手数料やその他諸費用
毎月不動産会社に払うお金です。
会社によってそれぞれだと思いますが、今回、訪問査定に来てくれたところでは月5,000円〜1万円とのことでした。
金融機関によっては、住宅ローンを組んでいるのに家を貸して収入を得ることを認めないとしているところもあります。
その場合は、フラット35などに借り換える必要があります。
借り換え手数料の目安は5万円ですが、諸費用などを含むと100万円近くかかる場合も。
賃貸相場
戸建ての賃貸相場は、近隣のマンションなどの相場よりやや高くなることが多いです。
- 防音性
- 駐車場がある
- ペット可
集合住宅に比べると、一戸建てのほうが防音性はあります。
ペット可にするかどうかは自分次第ですが、ペットを飼う場合は通常の賃料に上乗せして請求ということも可能です。
我が家の場合、近隣のマンションの賃貸相場+1万円くらいが賃貸時の目安ということでした。
賃貸のメリット・デメリット
私が感じた、売るときと比べた場合のメリット・デメリットを書いておきます。
- 後から戻ってこられる
- 月額で見ると売るより高いことも
賃貸だと、一時的には離れるが老後に戻ってくるなどの選択肢が取れます。
我が家の場合だと、売りに出すと数百万円の売却損でしたが、貸しに出すと月々の住宅ローンを上回る見積もりでした。
賃貸のほうが、太陽光発電などの住宅設備も評価してもらえた感じがします。
- 居住中不可
- ハウスクリーニングや補修の負担
- 固定資産税や維持費の負担
- 空室が続く恐れ
賃貸に出すときは、退去してハウスクリーニングや補修などをする必要があります。
また、毎年の固定資産税や数年ごとのメンテナンスにかかる費用も貸す側の負担となります。
毎月の家賃だけ見ると高めでも、長い目で見るとけっこうな負担となるかもしれません。
さらに、空室になれば家賃は0円です。
まとめ
戸建てだとマンションより高めの相場になることも
固定資産税や修繕費、ハウスクリーニングなどの費用がかかる
空室だと家賃は0円
不動産売却一括査定サイトを利用してみた正直な感想
イエイを利用した感想
私が査定依頼時に要望したものは、
- メールのみ(電話不可)
- 近隣バレしたくない
- 賃貸に出したときの相場も知りたい
です。
これはすべて守ってもらえました。
イエイのホームページに「査定のお申し込みから数日後、お電話させていただきます」との文言があるのですが、イエイからも不動産会社からも電話はかかってきませんでした。
営業電話が苦手な人におすすめです。
イエイからメールでアフターフォローのメールが届きます。
悩みについて相談したり不満な会社についてクレームを入れられたりできます。
お断り代行サービスをお願いしてもいいですね。
イエイでは最大6社まで比較可能ですが、地方では6社も比較できないことがあります。
家を手放すことを考えている人に、イエイはおすすめできます。
私はずっとうだうだ悩んでいるばかりだったので、目安でも相場を知れて良かったと思います。
電話もかけてこないし、断ったときもあっさり引いたので、しつこい印象はいっさい持ちませんでしたよ。
手放すことは決まっているけれど、売るか貸すかで迷っているという場合は、同時募集もできますよ。
不動産会社の感想
次に、実際に我が家へ訪問査定にきた不動産会社についての感想です。
不動産会社も要望は守ってくれました。
なので第一印象は良かったです。
イエイやその不動産会社がどうというわけではありませんが、今回来た担当者とは正直合わないなと思いました。
こちらは不動産売却についての知識がまるでないので、変な質問をしてしまっていたのかもしれませんが、
というようなことを何回か言われました。
また、メールの文末に「双子のパパ、○○○○」と書いて子どもがいることをアピールしていたわりに、息子が話しかけても無視。
私では理解力がなくて話にならないと思ったのか、夫ばかり見て話を進めていました。
正直、気分はあまり良くなかったです。
今はまだ家を手放すか迷っている段階ですが、手放すと決めたとしてもこの会社にはお願いしないだろうと思いました。
大事なマイホームを預けるのですから、信頼して付き合える担当者がいいですよね。
まとめ:家を売るなら不動産売却一括査定サイトで査定してみよう!
家を少しでも高く売りたいなら比較が必須です。
私のように担当者と合わないこともあるので、やはり複数社に査定依頼をすることは大事だと感じました。
不動産売却一括査定サイト『イエイ』ならこちらの要望を聞いてもらえますよ。
あなたのマイホームが信頼できる会社に預けられることを祈っています。
▼電話が苦手な人は「メールのみでお願いします」の記載を忘れずに!
→イエイで無料査定依頼をする
▼なぜ人は家を買う? 後悔してる? 私がこの家を買った理由をまとめてみた

▼夫が転職したいって言い出した! そのとき妻はどう支える?
